金沢から列車を使って、富山湾の漁港、氷見に行きました。(2月1日)
グルマン旅行が目的なので、金沢観光は後回しにして、季節の富山湾の寒ブリをしゃぶしゃぶにして賞味してみたいと思いました。
金沢から氷見に列車で行くためには、旧JR線と現JR線の組み合わせで移動しなくてはいけません。
まず、金沢駅から「IRいしかわ鉄道」(北陸新幹線の開通により平行路線が第三セクターに転換)で、倶利伽羅駅まで乗り、そこから「あいの風とやま鉄道」に運営が変わります。ただし、我々の乗った列車は両鉄道会社の直通なので乗り変える必要はありません。
※「IR」の意味がわからなかったので、帰ってからググッてみました。”Iは石川レイルウェイの頭文字であり、また、IはJRのJよりひとつ前の文字なので、JRの一歩先を行く意図”だとか。
※「あいの風」は? 鉄道の名前を公募して「富山県内など日本海沿岸で春から夏にかけて沖から吹く北東の風」さらに「県民に愛される」意味から名付けたようです。・・まあ、なるほど。
約40分乗って高岡駅に到着、ここからはJR西日本の氷見線に乗り換えます。20分くらい待って各駅停車で氷見行きに乗り、約30分で氷見駅到着でした。
その途中、車窓から富山湾の海が見えました。
形のいい松の木が生えた小島が見えます。
「雨晴」(あまはらし)なる、なにか優雅な名前の駅に停まりました。
もし晴れていたら、この時期、白い立山連峰がこんなように見える場所のようです。列車のドアの上に風景写真が掲示してありました。
事前にネットで調べた食堂は駅からかなり距離があるのですがタクシーはやめて、徒歩でめざしました。
同じ車両に乗っていた中年男性グループはタクシーでどこかに向かったようです。小学生くらいの女児を連れた中国人の若い夫婦は、スマホをチェックしながら我々と同じ方角に歩いてきました。こんなマニアックな田舎町にまで中国の人たちが来ています。
漁港の区域に着くと、こんな看板がどんと掲示されていました。
まったく気が付かなかったのですが、この町は藤子不二雄Ⓐさんの出身地でした。
そこからすぐ先に「ひみ番屋街」があり、この施設には魚屋や地場商品とレストランが集まっています。
氷見のキトキト(新鮮な)の海の幸、とれたてのブリです。
観光案内コーナーで色々質問して、ぶりしゃぶを提供している魚介類レストラン「番屋亭」に入りました。合わせて、ブリ刺身も。
鰤、鮪、カジキ、鯛、水蛸、ヤリイカ、甘えびの刺身盛り合わせ。新鮮でうまい!
一人づつのコンロと、やや分厚いぶりのスライスが運ばれてきました。
清酒「立山」も、せっかくなので頂きました。こんなことができるのが、列車の旅の楽しいところ。
4人で分けて食べたので、少し物足りない。・・そこで、ブリ大根を追加。
鰤づくしの豪華ランチになりました。
・・・「まんがロード」のことは次回に。