玄米ごはん族のあしたのたのしみへ

玄米と野菜、果物で今日から明日へ。農業と穀物菜食の日々

畑だった田へ田植え

2018-07-10 21:06:30 | 予定
周囲の田は 穂が出て赤らむばかりになっている

二ヶ月前に種まきした苗で ようやく田植えになった 大きくなったがこのまま田植えした



40cmぐらい伸びている 10%ぐらい田に突き刺さらないで浮いてしまった 

田植えの残りは 苗代だけになった ずーーーとこのままで伸びるだけで穂が出なければ 田植えができる 箱の中では 穂は出ないだろう 植物性肥料と 燻炭だけでは いつまでたっても栄養成長が終わらず 生殖成長には 移らないような気がする 箱から出せば穂が出るかもしれない 根から養分を吸収できる

箱の中には 雑草が無い 箱の周囲にはコナギの小さい小さい藻のようなふわふわしたものがくっついている

種まきには 焼いた土 植物性肥料 燻炭を使った 三つとも 雑草の種は無い しかし 用水には 種が入っている 今 箱の中には雑草は無い 苗代で箱の外で育った苗は扇子のように大きくなっている どんな雑草よりも たくましく見える 箱の外の期待の外の苗は 見事だ それに比べて 箱の中の期待している苗は ヒョロヒョロだ 

田に 直播すると 雑草対策が大変な仕事になる それには 苗箱のように 土に雑草の種がなければ良いのだが 土の中は雑草の種ばかり
 
コナギの発芽条件を利用して 全部発芽させ ハローで埋め込み 籾を条撒きする 苗がちょっと伸びて 再び コナギが出てきたら 中耕除草機でコナギを埋めて 株間のコナギに泥をかけ発芽しないようにする 苗も埋まるかもしれないが すぐに出てくるだろう

こういう方法の直播は聞いたことがない 中耕除草機を使うことなど 誰も考えないと思う 頑丈な苗は 直播が最適だが麦とは違うから 根がグラグラで倒れるかもしれない それを補うため 中耕除草機で泥を寄せる そのほうが 人間も足腰が鍛えられて 今見ているような 期待もしてないのに 雑草よりも頑丈な苗に育つかもしれない 田植えのような 面倒くさい行程を省けば 農家にも 稲にも ひいては お客様にも 良いことになる 田植は最高の雑草対策だと思うが 期待の外の苗のような見事な形にはならない

田植えは 苗にとって重要な 野生 本能 防衛機能など犠牲にしている それは 人間がやっている 

直播を 来年やってみる 無農薬 無肥料で 稲本来の形を 見てみたい 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする