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玄米ごはん族のあしたのたのしみへ

玄米と野菜、果物で今日から明日へ。農業と穀物菜食の日々

脱ぼう、温湯消毒

2019-03-25 03:36:32 | 

3月22日に種モミの脱ぼう、昨日3月25日は種モミの温湯消毒を行い、浸種を開始した。
 21日に脱ぼうの予定だったが強風でできなかったので、翌日の22日に脱ぼうを行い次の日に温湯消毒を行いたかったが雨で中止、昨日24日になった。


 毎年のことだが、脱ぼうは晴の日が続く1、2月にやっておいたほうが良いと思う。

 今年の冬は昨年より暖かかったので、浸種を早く始めた。周りの農家はハウスに苗箱を並べている。すでに芽が出て余裕の農家と比べて、これから芽出しなので気持ちも早まる。周囲では年々田植がはやくなっているが、今年も昨年より早くなりそうだ。こちらも水の関係で合わせていかないとたいへんだ。

 玄米ごはん族にはハウスはない。ハウスを使うと寒いときに芽だし、種まき、田植をしたほうが、遅れて暖かくなって行うより格段にやりやすいのかもしれない。ハウスはパイプと透明シートでできているが数十年間堪えることができる。ずーーっと張りっぱなしで台風が来ても飛ばされない。すごい技術だ。
 しかし、微量な紫外線がさらに微量になってしまう。赤外線は通過するので真冬でも真夏の状態だ。本当にすごい。
 田植の前の数週間だけ使って、あとは空いているようだ。年間を通して使えばずいぶんいろいろなことができそうなのに、なぜ、やらないのだろう。


旧型と新型の脱ぼう機を組み合わせて、一回でできるようにした。






温湯消毒は、うるち米が60℃7分、モチゴメは60℃3分で行った。一回の処理量は、網の袋に2.5kgの種モミを入れそれを2個で5kgにした。説明書には一回に8kg処理できると書いてあるが気温が寒く西風が強いので少なめにして60℃を維持しやすいようにした。



温湯消毒を終わった種モミは、13℃の井戸水で冷やし、タルに入れて2週間ぐらいで芽が出てくる。
 
 これから毎日、朝、夕に水抜き、水入れをする。都合がつけば昼にも行う。以前、酸欠防止のため水槽に使う空気の泡を出す器具を使っていたが必要ないようだ。

 一日中出しっぱなしにしておくのが良いのだが、そこまでやる必要もない。

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