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Mikuのブログ

防衛費が過去最高の5兆円 アジア情勢を考えるとまだ足りない

2016-09-02 21:02:31 | 防衛問題

防衛費が過去最高の5兆円 アジア情勢を考えるとまだ足りない

パトリオットミサイル(航空自衛隊ホームページより)

http://the-liberty.com/article.php?item_id=11877 

防衛省の2017年度予算編成に向けた概算要求が、総額5兆1685億円となり、過去最高となることが明らかになった。1日付各紙が報じた。

これに対して朝日新聞、東京新聞はやや懐疑的な見方を示している。

朝日新聞は社説で、アジア情勢の悪化を考慮し、一定の防衛費は避けられないとしつつも、「懸念されるのは、将来的に防衛費の拡大が続き、財政全体を圧迫することだ」としている。

東京新聞は「過去最高となった防衛費など、安倍政権が重視してきた政策の要求増が目立つ」とし、「本当に必要な政策の財源を捻出するためムダの削減がこれまで以上に求められる」と述べている。

どちらも、財政が厳しい中、防衛費にこれほどの財源を割くことが本当に必要なのか、と言いたげな論調だ。

 

実戦向きではない迎撃ミサイルシステム

現在、北朝鮮の度重なるミサイル実験に対して、日本は防衛体制が整っていない。 

8月3日、日本の排他的経済水域に北朝鮮からの弾道ミサイルが落下したが、日本政府はミサイルの破壊措置命令を出すことができなかった。

海上配備型迎撃ミサイル(SM3)を搭載するイージス艦や、陸上の要地防衛用の「PAC3」ミサイル部隊に「破壊措置命令」は出されず、全国の市町村に対して緊急事態を通知する「Jアラート」も作動していない。

防衛省は迎撃対応ができなかった根拠を、北朝鮮によるミサイル発射の兆候を察知できなかったためとしている。しかし、実戦においてミサイルは予告や兆候なしに発射されるものだ。

事前に通知されたミサイルにしか対応できない迎撃システムでは心もとない。より有効な迎撃体制を構築すべく、研究投資が必要だ。

 

防衛費の増大は国を護るために不可欠

さらに、それだけでは国を守る体制として十分とは言えないだろう。防御に専念するのみでは、対応が後手に回ってしまい、結局は自国を守れなくなる。自衛としての敵地先制攻撃や、「戦争を抑止するための核装備」も検討すべきだろう。

そのためには、防衛省が要求する予算では足りないほどだ。

北朝鮮は強気の姿勢を崩さず、対話による関係改善は望めない。このような現状において、「財政難」を理由に国防を疎かにすることは、自国防衛を放棄することを意味すると言えよう。(片)

 

 

─ ─ ─ ─ ─

>>そのためには、防衛省が要求する予算では足りないほどだ。

と、保守系リバティWebでは言ってますね。

我が国の防衛予算はどの程度なのか、各国と比べてどうなのか

 

こちらは予算の推移です。

防衛関係費の推移

 

どう思いますか?

私は、なんで下がる一方だったんだろうと思うんですよ

 

この表の間に物凄い大事件がありましたよね

中国漁船の尖閣侵入です

海上保安庁職員によるその時のビデオ流出でわれらが見た映像は、ただの漁船が日本国の保安庁の公船に体当たりしているという異様な光景でした。

それが平成21年度に起きた事件です。

それでもまだ下がり続け、やっと平成24年度から上げています。

これ、H21年に本気で立党した幸福実現党が、H23年度末に行われた民主党解散総選挙でこれまた本気で減税・国防を訴えた参戦の結果、豈図らんや第二次安倍内閣が発足した年です。

ま、その後、来年度予算で防衛費過去最高へいくことになったわけです。

中国があのザマなので上がっていくのは当然の流れです。この推移をみるとまだ上がる過程にあると思うのですが。リバティ紙は「全然足りない」と激を飛ばす。

この推移をみると、政府としては気張ったんだろうと思うのだけど、リバティは徐々に増やすなんてタラタラせずチャッチャと上げてけ!!と言ってるみたいです。

ま、現にザ・リバティと同じ幸福の科学グループである幸福実現党の国防予費は『現状の2倍以上に引き上げ10年以上はこの体制を維持する』https://www.hr-party.jp/policy/national-defense/(018国防費の倍増)なので、既成政党の政権だったら10年かけて2倍以上にするところを、実現党なら一挙に2倍以上にしてしまうという考えのようです

“今の時代”本気で国民を守りたいなら、こう考え行動するのが普通ですね。ということは現内閣にはかなりのブレがあり、なにか迷いがあるようですね。


各国との違いです

周辺国国防費との比較

 

平成13年度~平成23年度の各国の推移。

上のグラフを見ると、H13~H23の日本の国防費は・・・丁度下がっているところです。

日本が国防費をばっかみたいに下げている最中、各国は当然上げていたのです。

 

これは中国との比較です。

中国国防費との比較

 

こうしたグラフを積極的に載せているあたり、防衛省は 国防費をもっと上げたいと思っているのでしょう。

健全です。(どの省庁も自分のところを上げてほしいと思うものですが)

天下りやら予算の使い方などが不透明で怪しい各省庁の中で、防衛省だけは、なんとかまともな様で、よかったなと思う。

だから、内閣がしっかりしろ!!

 

参照

防衛省・自衛隊サイトhttp://www.mod.go.jp/j/approach/others/shiritai/budget_h26/

 

 

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