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Mikuのブログ

マンション高層階に増税。規制強化は日本から金持ちを消す

2016-11-01 22:55:45 | 政治・国防・外交・経済

政府・与党はこのほど、20階建て以上のタワーマンションについて、高層階の固定資産税と相続税の引き上げを検討していることを発表した。対象は、2018年以降に引き渡す新築物件になる見通し。 

タワーマンションの高層階は展望がよく、値段が高い。一方で、部屋の大きさが同じであれば、原則、固定資産税と相続税は、低層階と同じ額である。子や孫に現金を相続するよりも、高層マンションの部屋を買った方が相続税額の割合は安くなるため、節税対策として、富裕層が高層階の部屋を購入する動きがあるという。 

そのため総務省は、タワーマンションの高層階には増税を、低層階には減税を行うことを検討している。これは、事実上の「富裕層への増税」と言えるだろう。 

 

海外の資産にも課税の手が伸びつつある

また、日本人が持つ海外の資産にも、これまでかからなかった相続税がかかるようになりそうだ。 

現在は、資産を渡す人と受け取る人がともに海外に5年以上住んでいれば、海外の資産には日本の相続税はかからない。そのため、富裕層は税率の低いシンガポールなどで5年以上滞在し、節税していた。 

こうした節税を狙い撃ちしようと、財務省は、日本国籍の保有者や海外での滞在が10年未満の人には、海外資産にも相続税をかけることを検討している(21日付日経新聞朝刊)。 

 

富裕層をつくる「規制緩和」を

もちろん、脱税は犯罪であり、取り締まる必要がある。だが、さまざまな努力を積み重ねて築いた財産を、政府のさじ加減ひとつで課税の対象にされてしまう人々は、どのような思いを抱いているだろうか。 

また、政府は、富裕層への課税を強化しているが、ここには、富裕層に対する潜在的な国民の嫉妬を利用し、税金を取れるところから取ってしまえばいい、という思惑があるのではないか。 

しかし、富裕層から財産をむしり取って、それを国民に撒き続ければ、努力して金持ちになろうとする人がいなくなってしまう。結局、実現するのは「貧しさの平等」でしかない。いま、政府が目指すべきは、富裕層への課税強化でなく、日本に多くの富裕層をつくるための「規制緩和」である。 

例えば、「フラットタックス」の導入。フラットタックスとは、所得の違いにかかわらず、税率を一律にする税制のこと。ロシアではプーチン大統領が2001年、個人所得税率を一律13%にするフラットタックスを導入し、税収を大幅に増やした実績がある。 

また、相続税・贈与税の廃止も必要だろう。相続税や贈与税は、それまでに所得税などとしてさんざん税金を収めつつ築いてきた財産から、さらに課税される"二重課税"で、もともと不要な税制と言える。 

「規制強化」は日本から金持ちを消し、「規制緩和」は日本に新たな金持ちを創る。

(山本泉)

─ ─ ─ ─ ─

思い出すのはこのドラマ「砂の塔~知り過ぎた隣人」

菅野美穂が演じる高野亜紀と夫健一(ココリコ田中)とその子ども2人がタワーマンションへ引っ越し来ると・・・

高層階と低層階の価格の違いからカーストが生じ、25階より上の住人(富裕層)がその階より下の住人を見下しているという設定。

高野家は丁度25階の一室に居を構えたという微妙なラインだが、一応高層階住人としてご近所づきあいがスタートするも、その特殊な世界に翻弄される。

タワーマンションの中には多目的ホールや子どもの遊び場、Barまであり、その中だけで生活が完結している狭い世界。富裕層も多いので当然イベントも盛りだくさんなのだが、奥様方が役回りを決めて企画運営している。とはいえ、全員が力を合わせてやるというより一人の責任者を決めたら基本的にその人が一人でやる感じ。それを取り仕切るのがタワーで一番?の金持ち奥さんというわけ。

そういった背景で次々と事件が起きるというドラマ。

背景自体は、タワーマンションって本当にそういう世界なのかなぁ?と考えさせられてしまう。

それにしても、高層階住人が低層階住人を見下すって。いくらなんでも民度の低いお話。ドラマを面白くするたにめにありがちな設定ですけど。

まさか実際にあそこまでとは思えない。

といっても、ドラマ見てると富裕層に対するイメージはめっちゃ悪くなります

ほんとにちょっとくらい税金多めに取って平等にすれば、あんな嫌~な世界なくなるよね!

・・・と、誰もがおもっちゃうわ。

ただね。これは取り方の問題なんですよ。

根こそぎごっそり取ればいいというもんじゃないんです。

まぁ漁師さんなんかは、魚がいると昔ながらの性質でとにかく取れるだけ全部獲っとけという感じにざ~っくりと獲るもんで日本近海の漁獲量が下がってるって知ってます?昔はいいんですよ。だけど今は船も丈夫で大きいし技術も道具も格段に違いますから、昔のような意気込みで漁をしてしまうと、次の種までなくなっちゃう。

中国漁船が不正に獲ってるのが原因じゃなんいですよ。これ。

だから富裕層とお魚を一緒にするのは失礼ですが、やっぱり自由に泳がせてあげる。そうして丸々肥えたらその何割かを収めてもらうんです。その際に%を決めておけば肥えたら肥えた分だけ納税分は自然と増えるでしょ。小学校の割合で習いましたよね?その法則。

なのにその%を勝手に増やしていったら、つまり割合をどんどん増やしてしまったら、もうやんなりますよ。これは誰だってそうです。稼いでも稼いでもヤクザに半分取られたらどう思います?同じこと政府がやってるんですよ。

こんな制度、神様だって嫌になります。

仏は特に許さないですよ。なぜならそうやってごっそり取ってもその大金をどうするの?というところでそれこそ大勢の国民が腐っていくなら仏は許さないですから。

「じゃ富裕層は?腐ってんじゃないそれ仏さん許すの?」

というあなた。

その富裕層に対するあなたの見方が間違っているんですよという話なんです。

国からお金を稼ぐ方法を知っている富裕層がいなくなっていけば、確かに平等な世界がひらけます。しかし、その時はすでにGDP最下位の貧しい日本です。そうなればもう中国の属国です。経済が弱いという事は国が弱いということですから。

これは徐々に徐々に坂を下るように下っていきます。既にGDPも下がっていますけど、皆さん自覚あります?ないでしょ。何十年かかってるから、子どもの頃からこの生活で、更に下がっても「そういうもんかなぁ」で大人になる。いつしか政府からの補助金、保障をあてにするようになる。それを出してくれそうな政党を選ぶしか能がなくなる。そして「それならお金出してください」と増税を要求される。いつしか100%政府にもってってもらって政府が配給してくれた方が楽なんじゃない。とこうなると、中国、北朝鮮と同じ国になるというわけ。

そうなる過程でどういう世界が展開するのか

時々大金持ちや、一気に成功する芸能人。大産業を興せるだけの発明をした人が彗星の如く現れると、その人たちは本当は国を発展繁栄させる救世主であるのに、その自信に満ちた様子が貧しさに浸りきった人々には「腐りきった人間」と映り、マスコミと国民が一丸となって石を投げ続ける。ある時はなんだかんだと罪状をこしらえて投獄し、ある時は公の電波を使って人格否定をして潰しにかかる。

それができそうもないなぁ、という相手。つまりそれやると返ってやり返されて相手に正当性を与えてしまいやっかいそうだな、となるとマスコミが完全に無視してまったく報道をせず、いないことにします。

こういう図式に今もう、はまっているということに気づいた方がいいですよ。

身に覚え、ありますでしょう?(笑)

ちょっと前もテレビで散々やってたじゃない。ある政党には散々無視してるし。

わかんないかなぁ観察力ゼロだね。わたしでさえわかるのに。まぁ誰を無視しているかはわからなくても、あの一人の人を毎日毎日馬鹿みたいにこき下ろしている報道みて違和感感じますでしょう。感じないのならそれ思考停止ってんだけど、それがこの国の命取りだわ。


 


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