の科学に出家した、女優の清水富美加さんが、自身の法名である千眼美子の名で、『全部、言っちゃうね。~本名・清水富美加、今日、出家しまする。~』を出版した。
これについて、ネット上では「出版するってそんなに簡単なことじゃないよね」「用意周到」「前から準備してたのか」などの疑問の声が出ている。
確かに、出版といえば、企画を立て、販売戦略を練り、著者本人が長い時間をかけて書き、編集者が整え、校正し、といった形で、いくつもの行程を経てつくられる。短くて1、2カ月、長ければ数カ月ほどかかるのが普通だ。
さらに、完成した原稿を印刷所に持ち込んでから刷り上るまでに、一般的には2週間ほど要する。
スピード発刊されてきた経典と「霊言シリーズ」
だが、幸福の科学出版は、今までも出版の常識を覆すスピードで書籍を発刊してきた。
大川隆法・幸福の科学総裁の法話や霊言は、社会に大きな影響を与える。公開霊言では、政治家や各国首脳の守護霊霊言も数多く収録されている。幸福の科学出版は、こうした内容を矢継ぎ早に、経典や「霊言シリーズ」という形で世の中に出している。
その中でも、政治や外交を左右する、時事性が非常に高いものについては、公開収録の翌日、場合によっては当日に編集作業を終え、その翌日に発刊され、一部店頭に並べられる。
例えば昨年1月、北朝鮮の水爆実験が報道された際は、水爆実験報道の翌7日、金正恩・朝鮮労働党委員長の守護霊の公開収録が行われ、さらにその翌日の8日には、首都圏の一部書店で発売が開始された。
昨年4月に熊本で震度7の地震が発生した時も、同様にスピード発刊を行った。地震発生の翌日15日に、熊本地震にかかわった霊人の霊言を収録し、16日には書店に並べた。
ドナルド・トランプ氏が、アメリカの大統領選で勝利した翌日10日には、大川総裁は"On Victory of Mr. Donald Trump."と題した英語説法を行った。それが日英対訳本で発刊されたのは12日だった。
こうしたスピードでの発刊は、2014年5月に発刊された『究極の国家成長戦略としての「幸福の科学大学の挑戦」』以降、約120冊程度の実績がある。
つまり、幸福の科学では、企画から取材、文字起こし、文章整理、表紙づくり、印刷、書店搬入を2日程度で行うのは、ごくノーマルな仕事だと言ってよい。
このようなスピード感からすれば、清水富美加さんの告白本の発刊はむしろ遅いくらいかもしれない。
幸福の科学広報局によれば、編集者が本人にインタビューを始めたのが2月11日だという。
だが、清水さんはひどく体調を崩している。そこで、医師の立ち会いのもと、体調のよいときに、何回かに分けてインタビューを収録し、16日に印刷所への入稿となった。そして17日に都内書店に並んだというわけだ。
清水さんはツイッターで「私の持ってる真実、消されたくないので改めて千眼美子として生きてゆく宣言。」とつぶやいていたように、必死の思いで真実を伝えようとしたのだろう。その思いが多くの人々に届くよう願いたい。
【関連書籍】
幸福の科学出版 『全部、言っちゃうね。~本名・清水富美加、今日、出家しまする。~』 千眼美子著https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1822
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