行政書士中村和夫の独り言

外国人雇用・採用コンサルティング、渉外戸籍、入管手続等を専門とする26年目の国際派行政書士が好き勝手につぶやいています!

試験合格の恩師と久しぶりに一杯!

2007-08-10 19:16:46 | 資格・転職・就職

 私が行政書士になるきっかけを作って頂いた恩師で、今はTACというやはり大手の資格予備校の現役講師で、ご同業でもあるY先生と、やはり元講師で、試験本を出版されていて、ご近所で開業されているご同業のS先生のお二人と、昨夜一献を傾けました。Y先生はS先生の先輩講師でもあり、S先生も本当に久しぶりだとの事でした。

 ところで、私が行政書士試験を受けたのは平成10年10月でしたから、もうかれこれ9年前の話になります。当時の事は、4月30日(このず~と下にあります。)のブログにも書いているので省略しますが、その当時通っていた資格予備校がダイエックス(当時は、大栄学院といっていたと思いますが・・・)でして、そこでの講師の先生がY先生とS先生でした。

 講義はもっぱらY先生に教えて頂きまして、憲法から始まった講義は、民法になって一層面白くなり、受験勉強の意識があまりなかった私は、講義を聴きに行くのが本当に楽しみになっていたのでした。

 一方、合格開業してから、開業講座なる試験合格者対象の講座のトップバッターとして数年間ご指名頂いたのがS先生です。S先生は、私の事務所の近くでご友人の社労士さんと共同で事務所を借りていらっしゃる関係で、ときどき事務所に遊びにいらしたり、千代田支部の会合などでお会いしています。

 お二人とも、行政書士として、4~5年前に登録されたので、私とご同業でもあります。但し、実務家としては、Y先生は???です。S先生は、受験本を出版されていますが、行政書士のお仕事もされていらっしゃるので、まあ二股といったところでしょうか。

ところで、恩師であるY先生に、

 9年前の8月の終わり頃ですが、私がもう面倒になって、「もう試験受けるのやめようかと思うんですけど・・・と」話したら、

 「いやいや、もう少しで合格圏内ですから、もう一頑張りしましょう!」って、励ましてくれたの覚えていらっしゃいますか?と聞きましたところ、ぜんぜん覚えていないとの事でした。

 「でも、先生にそう仰って頂かなかったら、多分私は試験受けていなかったと思いますよ!本当に。もう、この仕事、9年目に入りましたが、その時の先生の言葉で、行政書士になれた訳なんで、本当に感謝してします」と申し上げました。これって、お世辞ではなく、本当の話しです。

 行政書士になりたいと思ったのは、試験後に、たまたま立ち寄った本屋で立ち読みした時に、外国人在留資格の申請取次といった事実上の代理権のようなものが行政書士にある事を始めて知ってからです。実は、それ以前にはその事は全く知らなかったのです。まして、受験した時でさえも全く知りませんでした。

 通常、外国でビザの件を依頼するのは、弁護士に決まっていましたから、それはそれは大変な驚きでした。でも、試験は終わっちゃったし、「あ~、勿体なかった!どうしてもっと真剣に勉強しなかったんだろう」と悔やんでも、後の祭りで、本当にお正月なんか、神社で真剣にお願いしてしまいました。その甲斐あってか?まあ、何とか合格できた次第なのですが・・・。

 それにしても、元教え子が、今じゃ業界の先輩面して、色々偉そうに話しちゃって、「ちょっと、調子に乗りすぎたかなぁ!」と、足をふらつかせて反省しつつ、千鳥足で帰宅した大変楽しいひとときでありました。「Y先生、大変失礼致しました!m(_ _)m」 

コメント (6)
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