原宿駅付近に、謎の宇宙船が来襲? なんて、思うような構造物の中で行われている、シャネルのモバイル・アートを見に行って来ました。一人一人にMP3のヘッドフォーンが貸し出されて、ジャンヌ・モロー(日本語は吹き替えです。)の展示物について謎かけのような案内に従って歩いて行くという、一風変わった体感型モダン・アート鑑賞です。
「さあ、それではその階段をあがってみてください・・・」「・・・リラックスして下さい・・・」と、囁くようなジャンヌモローの声が、なぜか今でも耳に残ってしまう不思議な異次元空間でした。
このイベント、香港→東京→ニューヨーク→ロンドン→モスクワ→パリと世界を転々とするそうです。入場料は無料ですが、事前の予約が必要だったのですが、もう事前予約も終わってしまったそうです。但し、現地でキャンセル待ちで並ぶと入場できる場合があるらしい?とのことですがどうでしょうか・・・。
なお、このイベントの東京での開催は7月4日までだそうですので、見たかったのに行けなかった!と思っていらしゃる方々の為に、ちょっとだけそのアーティスティックな感性が覗けるサイトをご紹介しておきます。http://www.chanel-mobileart.com/
最後に、展示物についての分厚~い解説カタログが無料(さすが、シャネルです!)で貰えますから、ファッションやモダン・アートそれに建築に興味のある方にとっては素敵なライブラリーになるかもしれません。
ちなみに、私が見に行った日には私のようなオヤジは、業界系の方を除いては誰もいませんでした。ちょっと、恥ずかしかったです。はい。