見知らぬセールスマンに、詐欺の臭いがぷんぷん？

　先週、某銀行に勤めていた元営業マンなる男から

　「以前、先生にお名刺を頂戴した元○×銀行の☆△です！」

　と、唐突な電話が来た！　とっさに思い出させないので、

　「・・・・・」「記憶がまったく無いですね」と、私。

　そこで相手は、「先生に、頑張りなさいって、

　優しくお声を掛けていただいた☆△です！

　お忘れですか？あの優しいお言葉のお陰で、

　今度香港へ転勤になるので、

　明日、先生の事務所の近くを通るので、

　ご挨拶に立ち寄らせて頂いて宜しいでしょうか？」

　と、謎の営業マン君。

　なんやら、胡散臭い臭いがプンプンし出したのである。

　これでも、私は人の顔は良く覚えている方なので、

　取り敢えず会って顔を見てやることにした。

　案の定、予定より早く事務所に来たその男、

　やはり全く見覚えが無い、会ったことも無い男なのである。

　つまり、これは「ご祝儀詐欺」だと、ピ～ンと来ましたましたが、

　欺されたふりをして取り敢えず話を聞いてみることにした。

　何とか、金先物投資の話を切り出して、栄転のご祝儀として、

　取引をして欲しいと、そう言いたそうなのが見え見えだったが、

　こちらで話を別なテーマにことごとくすり替えているうちに、

　丁度、別なクライアントから都合良く電話が入ったので、

　お帰りいただくことにした。ところが、この詐欺男君は、

　やはり未練がましく、バレバレな営業カタログを

　置いて行ったのだった。その中身を見れば、

　やはりいかにも胡散臭い金先物取引の数字が書かれていた。

　どうせ、詐欺まがいな会社に違いないので、

　当然ながら帰った後は即刻ゴミ箱です！

　帰り際に、「先生、いい話があったら電話しても良いでしょうか？」

　と、これまたしつこく粘るので、更に詐欺師の疑い濃厚です。

　そして、連休明けの今日、案の定、

　
　予想通り、「やはり中々どなたもお話しを聞いてくれなくて」と、

　泣きの電話が入ったので、ハッキリと、

　「金取引は一切やらないよ！、これ以上勧めるならば

　即刻縁を切るよ！」と、せめて欺され続けてあげましたが・・・。

　「分かりました！」と、途端に今までとは違う低い声に変わり、

　ガシャ～ン、と電話を切られました。

　ここまで来ると、この営業マンが詐欺師であることは明確です！

　それにしても、昨今の若い連中は、人を欺すことばかりに腐心して、

　勉強もせずに一体どうするつもりなのだろうか？　

　こんな事ばかりしていたら、いつかは塀の中の住人として

　身を滅ぼすしかないと思うのだが・・・。

　まあ、この新手の同情を騙った金先物取引詐欺には

　呉々もご用心願いたい！

にほんブログ村

にほんブログ村