戦前や1940年代の日本製品といえば、粗悪品であった。1950年代の日本製品は三流品であった。1960年代の日本製品は模倣品であった。そして、1970年代前半の日本製品は安くて品質の良い製品だった。1970年代後半の日本製品は、高品質の製品であった。そして、1980年代以降の日本製品は高級品の代名詞だった。しかし、しかし、しかし・・・。
2007年の日本製品はどうなのだろうか? 少なくとも加工食品は二流品以下の信頼性まで転落しているような気がする。
建築物も姉歯建築士の虚偽構造計算問題で、信頼性に大いなる疑問が出始めている。また、一部の自動車やガス給湯器といった機器などの工業製品に対しても、信頼性はかなり落ちている。70年近くかかって勝ち取った日本製品=高級品のイメージが、今まさに崩れ落ちようとしている。
我々50歳代以上の者は、日本製品が三流品だったり、模倣品であった時の事を未だに鮮明に思えているのである。高級品とは舶来品であり、ヨーロッパ製品かアメリカ製品に決まっていた時代で育ったのだ。たから、1970年代後半、外国の場末の映画館で、「あいつ、何かやばい事やったに違いないぜ!日本製品ばかり持っていやがる」との台詞を見つけた時の感激と驚きは未だに忘れられないのである。
そんな、成り上がった日本という新興工業国としての歴史は、実にとても浅いのである。それを忘れて、思い上がった一部の日本の経営者達は、ジャパン・アズ・ナンバーワンなどと言われて、その気になってしまったのである。そして、物作りの基本を忘れてしまい、目先の利益だけを追求してきたのであった。そして、その結果が、これら一連の不祥事となって現れているに過ぎないでのである。起こるべくして起きたという気がする。
「奢れる平家は久しからず」、この名言をこれから来る世代のためにも、物作りと経営に生かして欲しいものである。
まさに、先生が外国人のクライアントを中心とされるご商売、また、海外生活があるからこそ言えるご意見ですね。
・・しかし・・ショートショートのときより、コメントが皆さん遅いのですが・・・これは???
理由①行政書士試験が近いから、受験組は、ブログ見てる余裕がない
②ショートショートのおもしろさになれてしまい、その他の真面目な(?)話題に興味が薄れてきた・・
③その他もろもろ~
どれが理由になるんでしょうね~ ねっ、中村先生(笑)
いつもブログを拝見しております。
個人的に気になる内容でしたので、初めて投稿させて頂きます。
私は、メーカーに勤務しています。昨今の偽装に関連する不祥事は、同じ製造業に従事する者として他人事として見過ごすことのできない胸の痛む事態です。
メーカーに勤める自分の日頃の思いは、「より良い製品を作って多くの人に喜んでもらう。」ということです。
これは会社の仲間と共有している思いでもあります。誰もが自分に正直に、そして、世間に対して真摯に対応しています。
これが働く上での基本であり誇りでもあります。
しかし、ここ数年の自社のあり方は社員を失望させることばかりになってきています。
”上”を向いてばかりの会社幹部。評論家ばかりで、誰も責任を取ろうとしない組織構造。社員に対する理不尽な人事対応等々・・・
これが世間で”一流”と評されている会社の実態です。社員のモラルは、落ちる一方です。
自分の仕事に喜びも誇りもなくなりつつある時、代わりに現れるのが、自分本位、世間を顧みなくなる態度です。これが不正の温床となります。
今の自分の所属している会社の惨状を目の当りにするにつけ、”不祥事の連鎖”はこれからの日本をますます蝕んでいくのでは、と考えています。今の心の疲弊状態では、自分の身を守ることで精一杯です。正義感も薄れていきます。
長文及び乱文、どうぞお許しください。
「あのSFの後に、急に腹を立てているような文体の文章を見たら、誰も書き込めないんじゃないかなあ!」と、言われてしまいました。
確かにそのとおりで、本当に腹が立ったので書いちゃいましたけれど・・・。でも、本当はとっても心配してるんですよ。日本の将来のことを・・・。
momoさんはご存じないかもしれませんが、昭和30年年代の頃の日本製品なんて、どれもこれも本当にひどい物ばかりでしたよ!お菓子だって、駄菓子に毛の生えたようなものばかりで・・・。どこかの低開発国って感じでしたよ!我が日本は。それを知っている筈のおバカな一部の経営者達が、折角築いてきた信用を、私利私欲の為にぶち壊そうとしているのですから、到底許す事はできませんよ!
信用得るには何十年もかかりますが、失うのはあっという間ですから。本当に!
コメントありがとうござました。私も、一時期某鉄鋼会社にお世話になったことがありますが、少なくとも私の経験では、日本のメーカーは今までは幹部から現場の工員さんまでのチームワークで外国企業に競り勝ってきた筈です。一対一の真っ向勝負で、欧米人に勝てる日本人ビジネスマンやエンジニアなどは、残念ながらほとんどいない筈です。
ところが、今はアメリカ型のMBAだか何かを持った馬鹿な幹部経営者によって、主な日本産業はガタガタにされてしまったような気がします。
但し、救いなのは現場の技術レベルが未だに外国メーカーに比べて格段に高いことと、アレックスさんのような良心のあるスタッフがいることなのですが・・・。
しかし、それもいつまで続くのでしょうか。「かつて、日本の産業は、世界一と呼ばれた時代がありました」と、ものの本に書かれるようにはなって欲しくないのですけれど・・・。どうなりますことやら。
明日は本試験ですが、今日はゆっくり過ごそうと
久しぶりにコメントしてます^^
先生が仰っていたようにあと3年は受験を楽しむくらいの気持ちで臨もうと構えています。
この記事を読んであるアメリカ映画での台詞を思い出したのですが 嵐で傘が壊れた時の台詞「この オンボロの日本製の傘め。」・・その時代での日本製品の品質を物語っていたと思うのですが。
今 かろうじて日本の技術は高い水準を保とうとしているようですが、医療現場ではまだまだ数年遅れの水準といわれています。
この先 どんどん途上国と言われてきた国も水準は上がってくるでしょう。
そのとき日本はどの位置にいるのでしょうね。
ちなみに 私はmomoさんの予想の①に相当します^^ では。
はじめまして。試験本番直前、大変ですね。ここまできたら、もう、精神を落ち着かせて、本番に臨むことのみですよ~。結果は、あとから必ずついてきますからね!!がんばってください。
ちなみに、私も、一緒に仕事をしているO先生、M先生も2度目のトライで合格した者でございます・・だから、中村先生の「あと3年・・」ってコメントは、試験がどんどん難しくなっているこのごろ、私も同感ですよ。長いスパンでのぞみましょう~
中村先生は、一度目のトライで合格でしたっけ?すばらしい!それにしても、本当にあの合格は、講師のY先生のおかげですよね!
昨日は、本当に楽しかったです!今度は、ぜひY先生を囲んだ会をやりましょうね!Hasta Pronto!
ちょっと、スペイン語にはまりそうです~(笑)奥様にもよろしくお伝えください。
実力的には、もう合格レベルにあるなむさんですから、今年受かるのか、来年になるのか、或いは再来年になるのかくらいに考えれば良いと思います。まあ、たぶん今年でしょうが(^_^)v。
試験場には、とにかく早めに行ってゆっくり周りを眺める余裕を持って下さい。色々な人が居て結構面白い眺めですよ。それと、脳の栄養補給である食事は、3時間くらい前には済ませた方が良いかもしれませんね。
昨日、ワイン3本も飲んだのですね!お噂通りM先生は酒豪でした。ちゃんと、家に帰れたのかなぁ?新婚さんですから、奥様に心配させてしまったかも(>_<)済みません~m(_ _)mとお伝え下さい。
はじめまして、ありがとうございます^^
確かご夫婦で開業されていたと記憶しているのですが、間違っていましたらすいません。
はい、明日です。今年一番の大イベントです。
今夜は精神を落ち着かせて早めに休みます。
中村先生 今年受かることが目標ですが
力みすぎず、早めに試験会場に行って 人間観察してきますね。
ありがとうございます^^
最近、みなさまのブログ巡りをして
コメントする心の余裕がありませ~ん(>_<)
いかんいかん。
頑張らんといかんばい、です^^