昨日4月2日に開催しました。
多言語行政書士協会と戸籍手続研究会との合同研修会で、
東京都行政書士会の国際部長を長年お勤めになった
榎本行雄先生が実際に7年間かけて手続きした、
ある外国人のお子さん達の在留特別許可から
永住許可、国籍取得の実際の手続事案について、
私を含めて50名の受講者にお話しいただきました。
子供達には何の罪も無いのに、親達のエゴによって
生まれた時から不法滞在者となっている子供達でも、
私達行政書士が関与して救済でき、今は永住者及び日本人として、
前途洋々な未来への道を歩み始めていることを伺って、
ここ数年は、企業や起業関係の手続ばかりで、
忘れかけていた行政書士魂が揺さぶり起こされた思いです。
私も、かつてはこういった子供達の人生を左右する
デリケートな案件を何件も手がけたことがことがありました。
幸い、その手続が上手くいって涙を流して感謝された時には、
行政書士の仕事に就いて本当に良かった!
と心底思ったことを思い出させて戴きました
行政書士の国際業務の原点のあるべき姿を、
私達行政書士達に思い起こさせていただいた
実に素晴らしい研修会でした。