カミさんの実家の近くにある、某県のとある有名なXX温泉に3泊滞在したのですが、そのホテルのロビーに居たベルボーイ、ベルガール、クローク係の殆どのフロアースタッフがアジア系の外国人の若者であったのには、正直驚きました。
”研修生”の名札を付けていた外国人スタッフが多かったところを見ると、同市内にある留学生が多く勉強している大学を卒業生したばかりの新入社員なのか、或いは、今年就職を希望している就活中の留学生なのでしょうか・・・。
どの外国人のスタッフも流暢な日本語を話していました。そして、何よりも必死に我々ゲストに対して、出来る限りのサービスしようと、笑顔でかつ、真摯にお世話して頂いたのがとても印象的でした。
韓国や中国からの観光客も多い国際ホテルとは言え、地方都市の観光ホテルのロビーで見た光景ですから、何か近未来の日本の姿を象徴しているような気がしました。
ちなみに、ホテルの私の部屋から撮った写真です。海側の部屋は高かったので、山側の部屋からの風景ですが、目に眩しい程の緑と湯煙、そして鶯の鳴き声が聞こえたお陰で、案外海側の部屋よりも良い景色であったかもしれません。
最後の写真は、この温泉から1時間ほど行ったXX院温泉の△△湖付近です。欄干に手を置いた姿が、とてもオヤジですね。
いい湯だ~な!の草津ですね。ご主人と同じく、私も行ったことはありませんね。多分通り過ぎたことはあると思いますが。
まあ、昔そのものの姿が維持される街は、古都といわれる所以外は無理なんでしょうね。
・・で、率直な感想。何しろ、変わりようにびっくり!完全に温泉テーマパークになってました。でもそれはそれで、若者の集まるテーマパークに仕立て上げたことには、商業的には、「うまーくやったな~」という思いです。・・でも、昔の草津を知る人間としては、ちょっと複雑[E:gawk]
生き残ってほしいけど、ここまでのテーマパークか・・・みたいな思いが双方うずまきました。
そこまでしてまでも、生き残ってほしい貴重な温泉地であることは、間違いありません。ただ、今後、草津に行く時には、DLに行くようなこころづもりでいくべきだということも体感しました。
衰退よりも変化して、生きててほしい。でも、昔ながらの草津の1ファンとしては、ちょっと寂しい思いも隠せない・・というそんな温泉旅行でした。
ps.先生、欄干に手を置いてる姿は、ちゃんと「こじゃれたオヤジ」になってますよ。ばっちり、ダンディ入ってます[E:scissors]