昨日は、二人の新卒外国人の就労証印を貰いに東京入管へ出かけました。多くの日本人の方々はご存じないかもしれませんが、彼ら外国人留学生は、日本人と違ってどんな会社のどんな職業に就けるというわけではないのです。原則として、大学、あるいは、専門学校で専攻した学科に関わる仕事か、通訳・翻訳に関わる仕事に就かなければ大学を卒業し、就職したとしても就労は許可にはならないのです。ですから、外国人留学生には、日本人新卒者に無い大きなハンデがあります。こんなハンデがある上に、ここ数年、就職難が続いていましたから、就職できずに涙ながらに帰国した留学生も多々あったようです。しかし、どうやら今年の就職事情は違ってきたようです。彼ら外国人留学生にとっても好転して来たようです。依頼人のご友人の新卒者(女性)の初任給が25万円で、残業無しという、破格の条件もあるようですから。
そういえば、20年ほど前、新卒者採用に奔走していた人事担当者が多かったように記憶していますが・・・。あれから、あの日本を駄目にしたバブルが始まった訳ですが・・・。まだまだ生々しい最近の出来事のように思えるのは私だけなのでしょうか。
朝出かける時には、家の近くの僅かばかりの桜並木は、まだまだ蕾ばかりでした。しかし、夜の帰宅時には、もう幾ばくかの花が咲いていました。いよいよ春がやって来たんだ! そんな感じを受けた一日でした。