※ネタバレ注意
地下鉄をハイジャックして乗客を人質に取った犯人役のジョン・トラボルタと管理職から運行管制係に格下げになったデンゼル・ワシントンの掛け合いが見所の映画です。
邦題にあるような派手な「激突」は(多分興行的な配慮からの現金輸送のときのカーアクションくらいで)、二人の人生もからんだ会話と心理戦が主になってます。
そこそこ楽しめますが、キャスティングに金をかけた割にはそれ以上のできにはなっていないかな、という感じ。
犯人役の人物造形が、金儲けを目的としているのか社会への復讐を目的としているのかがはっきりせず、その両方だとするとかなり計画や立ち居振る舞いが脇が甘い感じです。
ラストシーンも社会風刺と本人の葛藤があいまいに処理されていた感じ。
心理劇ならもう少し緻密であったほうがいいと思います。
現金輸送でトラブったときに、市長が「何でヘリで運ばない?」と言うシーンがあったのですが、これはひょっとしたらプロデューサー側からの「アクションシーンを入れろ」という横槍があってそれに対する皮肉だったりするのかも。
1974年の『サブウェイ・パニック』リメイク(それも2度目)らしいです。
原題は1974年と同じなので、監督の意気込みが伝わってきます。
オリジナルの方は記憶にないので今度借りてきてみようと思います。
地下鉄をハイジャックして乗客を人質に取った犯人役のジョン・トラボルタと管理職から運行管制係に格下げになったデンゼル・ワシントンの掛け合いが見所の映画です。
邦題にあるような派手な「激突」は(多分興行的な配慮からの現金輸送のときのカーアクションくらいで)、二人の人生もからんだ会話と心理戦が主になってます。
そこそこ楽しめますが、キャスティングに金をかけた割にはそれ以上のできにはなっていないかな、という感じ。
犯人役の人物造形が、金儲けを目的としているのか社会への復讐を目的としているのかがはっきりせず、その両方だとするとかなり計画や立ち居振る舞いが脇が甘い感じです。
ラストシーンも社会風刺と本人の葛藤があいまいに処理されていた感じ。
心理劇ならもう少し緻密であったほうがいいと思います。
現金輸送でトラブったときに、市長が「何でヘリで運ばない?」と言うシーンがあったのですが、これはひょっとしたらプロデューサー側からの「アクションシーンを入れろ」という横槍があってそれに対する皮肉だったりするのかも。
1974年の『サブウェイ・パニック』リメイク(それも2度目)らしいです。
原題は1974年と同じなので、監督の意気込みが伝わってきます。
オリジナルの方は記憶にないので今度借りてきてみようと思います。