一寸の虫に五寸釘

だから一言余計なんだって・・・

親不知

2014-09-08 | 自分のこと
また2週間以上間が空いてしまいましたが、8月の末に親不知を抜いて、しばらく大人しくしてました。

左の下の親不知がもぐった上に斜め生えていて、かかりつけの歯医者には隣の歯にあたったところが虫歯になるとか、歯垢がたまると炎症を起こしやすいなどと抜くのを勧められていたのですが、ここ数年痛みが出ることもなかったので放っておりました。

今回決断の決め手になったのは、隣の歯との間が怪しくなってきたことと、「歳をとって体力が落ちた時に、炎症を起こしてから抜くと負担が大きい」という殺し文句でしたw


で、某大学病院を紹介されて手術、と相成ったわけです。

大学病院で抜く、というので身構えていたら、普通の歯科の椅子に座ってやるのでちょっと拍子抜け。
当日、大学病院らしく学部生と研修医?が一人ずつつき、合計3人に口の中を覗き込まれるという状態でスタート。
「こうやって切開する」などと解説付きなのですが、本人は見えないのでよくわかりません(カメラの実況付きだとちょっと怖いかも)

事前の診察でレントゲン写真を見たときは大学病院の先生は「そんなに難しい方ではないので2,30分で済みますよ」とと言われ、最初は順調だったのですが、最後の方でうまく抜けなくなったようで
「あれ?」
とかいう声が聞こえます。
このへん、指導教官でもある先生としては黙るわけにもいかず、難しいところですが、先生の声があわてている感じではなかったので安心感はありました。

結局歯の根っこがまっすぐ先細りになっていなくてちょっと膨らんでいたために、そこが引っかかっていたのが原因。

あとで抜いた歯(といってもいくつかに切断された残骸)を見せてもらいました。
けっこう歯石がたまって黒くなっていたので「抜いておいてよかったですね」と言われ、こちらも決断が正解だったと一安心。

結局1時間弱かかったのですが、自己負担は3,890円。3割自己負担なので総額でも13,000円です。

日本の健康保険制度の恩恵もそうですが、ちょっと診療報酬低いような。

かかりつけの歯医者が大学病院を紹介するのもわかる気がします。
たぶん道具さえあれば町の歯医者でもできるように思いますが、1時間かけて13,000円にしかならないのなら、15分の虫歯治療を4回やった方が効率がいいし自由診療のチャンスもあるから、万が一の時のバックアップとか、医療過誤のリスクとかを考えると大学病院に回したほうがいい、ということになるのでしょう。



抜歯後3,4日はほっぺたが腫れていたのですが(会社では指摘されなかったのは、腫れがその程度だったのか誰も関心がないからか?)痛みはさらに2,3日残りました。
1週間後に抜糸(3針縫った)をしたときに、もう普通の生活をして大丈夫とOKが出たのですが、まだ若干痛みというか違和感が残っているという状態で、なんとなく勢いが出ない今日この頃であります。


コメント
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