池波正太郎の『真田太平記』の前の中編を集めたもの。
久しぶりに大河ドラマを観ていて、なら『真田太平記』を読もうかと思ったが、池波正太郎はなじみがなかったのと、12巻というボリュームに腰が引けて(保管スペースとか)、まずは小手調べ。
時代的には徳川の世になり、真田信幸(幸村の兄)とそのあとの真田藩の話。
「真田丸」だと幸村中心でちょっと融通の利かない真面目な長男坊という描かれ方をしている信幸だが、ここでは真田一族を生き延びるために父弟と分かれて徳川方につき、治世に腕を振るった名君として描かれている。
そして、世が降るにつれ、世継ぎにも出来不出来が現れ、徳川からの賦役や天災で疲弊していく藩の姿が描かれる。
そこが逆に戦国の世と違い、派手ではないが様々なドラマのテーマになるのだろう。
さて、『真田太平記』どうするか。
カレンダー
最新記事
バックナンバー
カテゴリー
ブックマーク
最新コメント
- go2c/大塚国際美術館+鳴門の渦潮
- Unknown/大塚国際美術館+鳴門の渦潮
- go2c/大塚についての昔話
- 大塚ビル/大塚についての昔話
- A.F/ユニマットとシグ片山(南西楽園余談 後編)
- go2c/つわものどもが夢のあと
- 京都市民/つわものどもが夢のあと
- go2c/さらば立美堂
- 90125/さらば立美堂
- go2c/ライフネット生命様は拙ブログにご不満のようです。
アクセス状況
![]() |
|||
---|---|---|---|
閲覧 | 143 | PV | ![]() |
訪問者 | 109 | IP | ![]() |
![]() |
|||
日別 | 13,570 | 位 | ![]() |
週別 | 12,138 | 位 | ![]() |