大津波警報下(八重山諸島はそれほどでもなかったのかな)での高い投票率が関心の高さをうかがわせます。
中山氏が初当選 石垣市長選 5千票差で大浜氏下す
(2010年2月28日 22時51分 沖縄タイムス)
任期満了に伴う石垣市長選挙は28日投開票され、新人で元市議の中山義隆氏(42)=無所属、自民、公明推薦=が、5期目を目指した大浜長照氏(62)=無所属、社民、共産、社大、民主推薦=に5014票差をつけ、初当選を果たした。当日有権者数は3万6281人。投票率は77・42%で前回を11・54ポイント上回った。
中山義隆氏(なかやま・よしたか) 1967年市登野城生まれ。近畿大商経学部卒。2006年日本青年会議所沖縄地区会長。同年の市議選で初当選。09年12月辞職。
当 中山義隆氏 1万6421票
大浜長照氏 1万1407票
票数が少ないですが、得票率は60%対40%と中山氏の大勝のようです。
もともと基地もない石垣市で革新市長(って死語?)が4期続いたというのも意外です。大浜氏は推薦順を見ると社民・共産系の人だったようですね。
候補者のプロフィールを見ると、年齢差や多選などの要素もあり、「民主党候補の敗北」と見るのが適当かどうかは分かりません。ただ、高齢・多選であろうと連立与党である社民党系の現職候補が立候補したいと言えば相乗りする(せざるを得ない?)という判断をしたあたりに民主党のほころびが出つつあるのかもしれません。
そして、「また民主党候補敗北」と報道されることが流れを作ることになるかもしれません。