一寸の虫に五寸釘

だから一言余計なんだって・・・

となりのゴーヤ

2010-09-27 | 飲んだり食べたり
この夏、日差しをさえぎるために成長の早いゴーヤを植えるのが流行りましたが、ゴーヤはほんとに成長が早いようで、隣家が植えたゴーヤが我が家の庭にも越境して実までつけた。

越境して生った実というと思い出すのが、大学の民法の授業で聞いた末弘先生(厳太郎氏か博氏かは忘れたけど、たしか「スエヒロ先生」だったと思う)の逸話。
先生宅の庭に隣地から越境して立派な竹の子が生えた、そこで先生は民法第233条2項の「隣地の竹木の根が境界線を越えるときは、その根を切り取ることができる。」という条文があるからいいんだとそれを掘り出して得意になっていたという話。

それを聞いて、だから大学の先生とか法律家は嫌われるんだよなぁと思ったので、隣家に仁義を切ろうと思ったら、先方から先にゴーヤが越境して申し訳ないというお詫びをいただき、こちらこそちょうどきれいな実がついたのでいただこうかな、とうかがおうと思ってたところなんですよ、などと和やかな近所づきあいを経て収穫したのがこれ。



(比較のために爪楊枝をおいてあります)


なかなかかわいいサイズなので、ゴーヤチャンプルーには足りない。沖縄だと漬物とかもあるけど、基本は火を通すといいんだよな、と考えて思いついたのが「茹でる」作戦。



それも横着してレトルトのカレーと一緒w

いっちょまえに、ちょびっとアクが出る。
 


できあがり


(って、何もしてないw)


味も一人前にゴーヤの苦味があり、ちょっと遅い、夏の味。

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