プーチンによるウクライナ侵略ですが、ロシア語や正教を共通の基盤とする伝統的なルースキーミールの思想も背景にあるのではと以前書きました。
さらにトランプやルペンとの親近性もあることから、プーチンの思想の保守性も侵略の要因と指摘するかもしれません。
しかし保守思想とは自国の伝統や文化の純粋さを護持しようとするもので、他国を侵略するものではありません。
軍備拡大など保守には強国志向がありますが、これはあくまで自国防衛のためのもの。
プーチンのように他国を侵略するようなのは真の保守ではありません。
トランプやルペンの名を挙げましたが、彼らのように単に「自国第一」を謳うだけでは、この点が不明確です。
日本の保守にもプーチンを擁護するのがいますが、自国防衛のための強国志向と侵略思想の区別ができていません。
日本の真正保守ならプーチン支持などあり得ず、そんなのは保守と称していてもニセモノです。