念版屋スケッチブック

日々のスケッチ、星のメモ帳

御池岳、鈴北岳_ 寒冷強風にてさんざん

2009年03月23日 | 登山
 


 鈴鹿の烏帽子岳、三国岳に登ろうと昨夜検索していると、3月20日付けの烏帽子岳、三国岳記事のBlogで306号鞍掛峠が開通したとの情報をキャッチ。
3月10日では落石で通行止めで入り口のゲートが閉じていたのです。

予定を急遽 御池岳・鈴北岳に変更しました。
天上の楽園で春の花が開花し鳥も沢山いるだろうと予測したのです。

高気圧が張り出して晴れ間は出たのですが山の天気は強風で最悪に近い状態であった。
吹雪にこそはなりませんでしたが、風は冷たく春のいでたちでは寒くて手もかじかんで鼻水ダラダラ・・・。

半日の強風で霧氷が真っ白でした。




山をなめてはいけませんね。
谷では調子に乗って歩いていると『ズボ雪』にハマッタ。鳥撮用レンズもろとも雪の中にはまり、抜け出るのに一苦労しました。
以前3月の初旬の残雪の頃、下が融けかけた『ズボ雪』に腰まで入った足が抜けずに遭難一歩手前になったことを思い出した。





ゴグルミ谷から上がっていくと「シジュウカラ」がものめずらしげに近寄ってくる。鳥撮の期待ができそうだったのでレンズを出して装着した。
がその後7合目までは声は聞えど姿は見えず。




7合目で「コゲラ」と「シジュウカラ」を目撃し、アオゲラかアカゲラらしき鳥を目視したのでまたレンズを装着するが見失ってしまった。

丸山(御池岳)に向かう南側斜面で飛ぶ鳥を発見、止ったところでレンズを向けると期待できそうな鳥のようでした。ただ樹の陰に隠れて全身を写すことができませんでした。
家に帰って画像を確認すると「アカゲラ」の♀でした。










それから逆光でしたが5、6羽の小鳥の群れを見つけた。
それは緑地公園で撮りそこなった「ウソ」の群れでした。
オス。





メス。





オス。








メス。





樹間から一瞬オオタカだろうか猛禽類を見かけるが撮影できなかった。
その後山の上では冷たい強風が吹き荒れ鳥はカラスを2羽みただけで皆無でした。
それでも藤原岳のときより余裕があったこともあり2,3収穫がありました。
花はまだ皆無、鈴ヶ岳との鞍部に福寿草があるとの情報でした。
イワウチハの葉は7合目辺りで見かけました。
4月には咲くでしょう。

鈴北岳より御池岳(右)、藤原岳(左)を望む。






霊仙山。





下山して靴を脱いでいると、鹿が『ピー』と鳴く、ゴグルミ谷の2合目くらいで鹿の死体があった、まだ腐乱していない状態であった。
朝駐車しているときも鹿の姿を見た。
餌がないのであろうか?私が手招きして物を食べるしぐさをしたら車が動いたときに降りてきた。