「ごんぞうの魂」という面白いタイトルがついた新日本紀行を予約録画しておいた。
私の最初のハンドル・ネームは「ごんぞう」でした・・・「ごんぞう」というハンドル・ネームは他にもいたようでまぎらわしいので「ごんべ絵」に換えたのです。
私が美大受験時代に通っていた予備校(美術研究所)で年上の女性受験生(浪人)たちから付けられたあだ名が「ごんぞう」だったのです。
ただ響きだけからだったのか、意味も判らず付けられたブサイクなあだ名でした。
今回のこの新日本紀行で「ごんぞう」の由来がわかりました。
日本の経済発展を担った北九州・洞海湾で働く、港湾荷役の人たちを「ごんぞう」と呼んだそうです。
昭和30年代の洞海湾は国内最大の石炭集積地であり、その石炭荷役で一旗上げようと全国から人が集まったようです。
『ごんぞう』という呼び名の由来は・・・酒飲みで喧嘩ばかりしていても不思議と人気のあったごんぞうという沖仲仕から出たとも言われています。
中には女性ごんぞうもいたようで 美和明宏の「ヨイトマケのうた」を地で行っているうなたくましさです。
親子3代ごんぞうをしてきた人の口から出る言葉はすがすがしかった。
「人は汗して働かな・・・」 「女房や子供も食わさにゃならん」 「ごんぞうしていた人は陸へ上がってもどんな仕事をしても辛くない・・・」
まともに働いてきたことがない私には耳が痛い言葉ではあるが・・・・エゴを捨て働き通してきた人の顔はすがすがしい・・・。
また私はハンドル・ネームを 『ごんぞう』 と名乗ることにしました。
身体を張って真っ直ぐに生きる...今の世の中、貴重な人種
ですよね。ユーモラスであったかい響きもします。ごんべ絵
さんもよかったですが、新ネームも素晴らしいお名前ですね。
生き方を見習わなければと思います。
世の中にはごんぞうのように黙々と働いておられ方はいっぱいおられます。
幸せになってもらいたいものです。
変わりたいという変身願望もあると思います。
雪の下さんへ ある意味ではこのよう黙々と働けたらと・・・うらやましく思っている気持ちもあります。そして日本はこういう人たちによって支えられているのだとも思っています。
私の場合若いときに別の選択肢を取ってしまったわけですが・・・キリギリスという。
どっしりとした響きのある良い名前ですね。
アリの存在は確かに重要です…。
国の礎です。
けれど…キリギリスも居なければ…世の中は成り立ちませんから…。
キリギリスになろうとした人でもアリの部分がないと生きていけませんし、アリに比重を置く人もキリギリスの部分がないと人生の楽しみがありません。
キリギリスの末路がわかっているのにその姿勢(エゴ)を通そうとする人はまれです。