10/13日公開の 樹木希林さんが出ている 日日是好日を観てきました。
主演は黒木華さんで 今回知りましたが華の名前は はなではなく はる
だそうですね。
黒木さん演じる女子大生の典子が 誘われて入った茶道教室の先生が希林さん
という設定で 典子が教室に通い続ける25年間を 彼女の人生に載せ 日記か
blogを綴るように 語っていきます。
黒木華さんは現在公開中の『散り椿』へも 間もなく封切となる話題作2つへも
出演しており 今最も旬な女優さんなのですね。だいぶん前の朝ドラ『花子とアン』
に出ていた女優さんやね とは私の頭は遅れまくりです。
すごい美人でもなく 色白で ほわっとした印象の黒木さんは 安藤サクラさんと
同じく癒し顔です。途中で 蒼井優さんに似ていると感じました。
小さな茶室が建つ庭には四季折々の趣があり つくばいからの水音が お稽古中は
絶えず聞こえており 心安らぐ画面となっています。
初めての生徒に 一からお点前を教える希林さんの手元は お茶の心得がない私
が見ても動きが自然で 相当な腕前かと思えば 茶道の経験なしとのこと。
25年間の劇中で 何枚か見せる希林さんの着物姿は 板についた着こなしです。
典子が日記を読む形式で時代が進んでいき 彼女がつぶやく
世の中にはすぐに分かることと 時間をかけて分かることがある はきっと
茶道につながる言葉でしょうが あ~ぁ お茶を習っておくべきでした。
子どもの頃観たフェリーニの『道』は少しも面白くなかったけれど 大人に
なり再度観たら 感動で涙したと典子がつぶやきますが そう そこは私も
同じ同じと 共感しました。
お茶室でいただく 季節ごとの名がついたお菓子が これも美しかったです。