北京五輪 5。

昨夜の真夜中近くまでかかり　フィギュア女子SPが終わりました。

日本選手3人の応援と　ドーピングのため揉めていたROCのワリエワが
出場できることになり　1組からずっと　最後までの30人を観ました。

日本選手は滑走順に　河辺愛菜選手17才　惜しくも転倒がありました。
　

2番手の樋口新葉選手21才が　みごとにトリプルアクセル(3A)を決め　彼女は
五輪で3Aを成功させた　史上5人目の女子選手になるとのこと。

「男子の中でも　伊藤みどりさんレベルの   3Aが飛べる人は少ない」と以前
荒川静香さんが言っていました。高く飛ぶみどりさんは　余裕がありました。

　
　

そしてドーピングに揺れた    ROCのワリエワ15才登場です。ここ数日の
騒ぎで練習もろくに出来てないのでは？ と思いましたが　3Aで少し失敗が
あったものの　あとは完璧でさすがです。 そしてなんとまぁ   長～～い足

　
　
　

ROCの応援席には　メドベージェワ22才とザギトワ19才です。この2人がもう
次の世代に席をゆずっています。ザギトワを　北京五輪で見たかったのに残念。
　

選手層の厚いロシアでは　15才のワリエワが　19才になる次の五輪には
すでに一線を引き　新しいエースが出ているでしょうか。

平昌で金を取ったザギトワが当時15才。少女から大人の体になる過程で
それまで苦もなく出来ていた技が　できなくなりました。やがてワリエワ
もそうなるでしょうか。

ワリエワが禁止薬と知りつつ飲んだのか　それとも　サプリなどと言われ
飲んたかは不明ですが　飲んで金を取ったとしても　そのあとの長い人生
の途中で　やがて体に影響が出てくるでしょうから　怖いことです。

日本3選手の最後は　最終組の　最終滑走となった　坂本花織選手です。

　

坂本選手は　3Aも4回転ジャンプもしませんが　切れのいいジャンプや
ステップ　持ち味のスピードが魅力で　大好きな選手です。
　
　

最終滑走の重圧からか　演技が終わると涙で　自己ベストが出てまたも
涙です。
　

女子SPが終わって　1・2・4位をROCが占め　3位坂本　5位樋口です。
明日のフリーに期待しましょう。
　

一昨日ゆづの記者会見で　引退でないことを知り　多くの人が喜んだと
思います。彼にはクワッドアクセル成功の　第一号になってほしいです。
　

ああ　またも長くなってしまいました　すみません。

　

北京五輪 4。

小林陵侑選手が数日前のノーマルヒルの金に続き　昨夜はラージヒルで
銀メダルをとりました。
　
     

飛んだあとのほっとした表情が　お茶の間ファンの緊張も解きます。
　　

金メダルを熱望され　そのとおりに金を取る　というプレッシャーや
難しさを思うと　彼らのメンタルの強さに感心します。

そしてこの人　平野歩夢選手23歳。 あら   まだ23歳？と思うほど長く
この選手を観てきました。2014ソチ・2018平昌の銀　続いて2022年
北京で　金メダルを取りました。　表彰台で選手がもらうのは　パンダの貯金箱？
　

こんなに身長が違うのですね。試合後のインタビューに落ち着いて
こたえる姿を見ると　五輪３大会メダリストの　貫禄さえ漂います。
　　

冬の五輪種目は　小さい頃から雪と氷に慣れ親しんだ者でないと
選手にはなれんでしょう。小学校で　授業にスキーがあるという
環境で育たねば　まずムリだと素人は考えます。

四国や九州で生まれ育ったなら　五輪選手になるは難しいと普通
思いますが  映画 『クール・ランニング』 の選手は生まれも育ちも
ジャマイカです。

34年前カルガリー五輪に出場した　ジャマイカのボブスレーチーム
の実話をもとに作られたスポーツコメディから　すでに29年です。

　　
　

コーチ役のジョン・キャシディは　映画が公開されて5ヵ月後　心臓発作
により　43歳で急逝しました。太っていたものね。

　

TVに釘づけの昨日　数日にわたり消費するつもりのスイーツを　あらら
一晩で食べてしまい　賞味期限がせまっていたから　は言い訳になります。

北京五輪に　ジャマイカ4人乗りボブスレーチームが　24年ぶりに出場と
聞きました。今週末に出場予定らしいです。なにも食べずに応援します。

 

北京五輪 3。

朝から正座して応援していた　フィギュア男子フリーが終わりました。
鍵山選手の銀・宇野選手の銅メダル　おめでとうございます。
　

そして　そして　羽生選手はよく4位まで追い上げました。4回転半は
転んだけれど　クワッドアクセル(4A) が今回　公認大会で認定されて
ゆづ(クリンちゃん風) が　初めて試みたことになります。
　

一昨日のSPでのゆづの失敗は　ジャンプ前に踏み切るピンポイントに
穴があったという不運で　それがまさかの　五輪の大舞台で出るという
確率は　1/十万 ・  1/百万　ほどの確率になるだろうかと思いました。

だいぶん前に読んだ松本清張の『十万分の一の偶然』を思い出しました。
清張のは仕組まれた犯罪でしたが　ゆづのは　ほんとうに気の毒です。

銀の鍵山・銅の宇野選手ともに　素人にも　団体のときより固くなって
いるように見えましたが　みごとでした。

　
　

そして　なんと言っても強いはチェンです。団体戦はタキシード風の
スーツでしたが　フリーの今日は以前と同じ　3枚1,000円(失礼) みたいな
衣装で　軽々と金メダルです。
　
　

結果を見るとチェンがダントツの1位で　そして1位～5位まで東洋人です。
　

ゆづは　これからどうするのでしょう。27歳の今を一区切りとして
プロ転向でしょうか。

カナダ代表　キーガン・メッシング選手は　今回11位の成績でした。
遅咲きの彼は　前回の平昌が初めての五輪で　2大会ともメダルには
届きませんでしたが　日本人の血を引く好きな選手です。

　

キス・アンド・クライでは　生まれたばかりの子どもの写真を
カメラに見せる　30歳のメッシングです。

4年後のミラノ五輪のとき　ゆづは31歳。つぎも出て欲しいと
願うファンは　私だけではないと思います。

北京五輪 2。

小林陵侑選手の金メダルにはじまり　昨日のスピードスケート1500では
高木美帆選手が　銀メダルをとりました。
　

高梨沙羅選手のジャンプは4位とメダルに届かず　平昌につづくメダル
獲得となりませんでした。試合後のインタビューで

「もう私の出る幕では　ないのかもしれない」を聞いたとき　つぎも
あるよ陵侑選手と同い年でしょ　つぎも狙えるよと私はつぶやきました。
　

その沙羅選手が　昨夜の団体で大ジャンプしたあと　スーツの違反が
あったとして失格となり　日本チームは　結局4位におわりました。

ジャンプのスーツ違反とは初めて聞きました。出場した10ヵ国中4ヵ国
から失格者がでるという　混合団体は　波乱の展開となりました。

　　　　　　　坂本花織さんと中野コーチは　相性バツグンという感じ
　
　　

昨日のフィギュア団体で　日本は銅メダルをとりました。
女子フリーに出た　坂本花織選手の力強さとスピードは魅力があります。

ロシア　フィギュアスケート界の　層の厚さには毎度うなります。
15歳のワリエワ選手は4回転を苦もなく　それも両手をあげて決めると
いう技をもち　これならシングルもまちがいなく　金は彼女でしょう。
 　

ワリエワは昨日の団体で　珍しく転倒があり涙をみせましたが　それでも
2位の坂本を大きく離す　ダントツの1位です。
　

ワリエワを観ていた夫が  「この子の足のつけ根は　へそのあたりじゃないか 」
　

すみません　ほかに表現方法を知らない田舎のじいさんですから　お許しください。
たしかに彼女の足は　信じられないほど長いです。数日後にある女子ショート・フリー
でご覧ください。顔が小さいから　より足が長く見えます。

今日は　今から　ああもうすぐですね　男子のショートプログラムが始まります。
羽生・宇野・鍵山選手に期待しましょう。
　
　

北京五輪が始まった。

コロナの中で　ほんのこのまえ東京五輪が終わったと思う間もなく
こんどは冬季の　北京オリンピックが始まりました。　
　

フィギュアスケート団体予選の　男子シングルショートプログラムがあり
日本代表の宇野昌磨くんが　ノーミスで完璧な演技を見せました。
　
　

そのあとに滑った米代表ネイサン・チェンが    宇野の上をいく得点を
あげました。大きな国際試合のときでも　練習着かと思う衣装のチェン
ですが　この日は黒のスーツ状の衣装です。 相変わらずチェンは強い。
　
　

フィギュア単は男女ともよく見ますが　恥ずかしながら何種類かあるジャンプが
前向きに踏み切るアクセルしか私には分らず　あとは全部　同じに見えます。

2回転か3回転かは見て分かっても　3回転と4回転は　解説がないと分からないと
いう　なんとも情けないことですが　ま　こういうファンもいるでしょう。

羽生結弦選手の4回転半まわるという　アクセルジャンプの成功を　祈っています。

毎回五輪で応援する選手は　スピードスケート500・1000に出る小平奈緒選手です。
前回平昌五輪で　長年ライバルだった韓国のイ・サンファ選手との　試合後の涙に
もらい泣きしました。
　

闘志あふれる滑りを見せる奈緒さんが好きで　ずっと応援してきました。

平昌を最後にイ選手は引退し結婚しました。奈緒さんはいま35歳。4回目の
今回が　たぶん最後の五輪になるでしょう。TV前から声援をおくります。