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適年の移行を経費を節約して行おうとすると、リスクを抱えることになります。

2010-07-01 09:38:07 | 適格退職年金

適格退職年金の制度廃止まで、もう2年も残っていません。
移行が済んでいない企業では、何とかしなければということで、簡易に
できる方法を選択するとしたら、参考までに、下記をお読みください。

適格退職年金の移行を簡易に、つまり経費を節約して行うと、リスクを
抱えることになります。

リスク・・・その1
適年の時の退職金規程がそのまま改定されないで残っている。

⇒退職金規程を作るのを外部に依頼してお金をかけたくない。
⇒社内の担当者には作れない。
⇒規程の変更は、適年を委託していた生命保険会社がやってくれたと
  思っている。

リスク・・・その2
適年の移行先が中退共と養老保険ハーフタックス
中退共の掛金が、5千円とか1万円の定額となっている。

⇒従業員の同意の取り付けがきちんと行われていないことが多い。
⇒手間もお金もかけずに保険会社にタダでやってもらったと思っている。
⇒実際は、退職金の準備コストが割高なことが多い。

リスク・・・その3
企業型・確定拠出年金制度について、よく理解されていない。
『想定利回り』、『想定退職金』の意味がわかっていない。

⇒会社の負担額の解釈に間違いが生じる恐れがある。

将来、労使間に誤解が生まれてから、あわてても遅いです。
また、制度変更時の担当者がいなくなった時、内容の引き継ぎが正確に
行われず、だんだんと何のこと分からないものになってしまいます。

何事も最初が肝心です。

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