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映画界においてオカルト的な監督の存在としてデヴィッド・リンチ監督はやはり自分の世界を持った監督であり、鬼才と呼ぶにふさわしい監督だと思う

そんな彼の映画の代表作はやはりエレファント・マンが挙げられるだろう

でも、僕は彼の映画はエレファント・マンと今回紹介するワイルド・アット・ハート、ブルー・ベルベットの3本しか観ていないが、僕の中ではワイルド・アット・ハートの印象が1番強烈なイメージがある

暴力的なシーンの描き方が、デヴィッド・リンチは、他の監督とは違うね

今回の紹介するワイルド・アット・ハートだけれど、内容は恋愛飛行ロードムービーと言ったら良いのかな



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冒頭からデヴィット・リンチ監督は凄いね

セイラー(ニコラス・ケイジ)は、見知らぬ男から文句を言われる


素手でその見知らぬ男を殺してしまうセイラー(ケイジ)だが、その場面を恋人のルーラー(ローラ・ダーン)とルーラー(ダーン)の母親のマリエッタ(ダイアン・ラッド)が、見ていた

しかし、そのセイラー(ケイジ)が殺した男は、実はマリエッタ(ラッド)が送り込んだ刺客だった


そして2年間(?)刑務所暮らしからセイラー(ケイジ)が仮出所してきたが、それを出迎えたのが、ルーラー(ダーン)


二人はホテルへ行って、激しく愛し合った後にカリフォルニアへ向けての逃避行が始まる

そして、マリエッタ(ラッド)は、ルーラー(ダーン)が一緒にセイラー(ケイジ)と逃げる事を予測していて、マリエッタ(ラッド)は恋人のジョニーに二人の追跡を頼むが、ジョニーはなかなかセイラー(ケイジ)とルーラー(ダーン)を見つけることが出来ない

なかなかはかどらないジョニーの捜査に苛立つマリエッタ(ラッド)は、ついに名の知れた殺し屋であるサントスについに二人の捜索とセイラー殺しを頼んだ

しかし、サントスは逆にマリエッタ(ラッド)に要求する


ここで大慌てのマリエッタ(ラッド)


その頃セイラー(ケイジ)とルーラー(ダーン)は安いモーテルを渡り歩き、二人は次第に愛を深める

セイラー(ケイジ)はある村に行き、昔の仲間であるベルディータ(イザベル・ロッセリーニ)に自分の殺しの指令が出ていないか尋ねる


しかし、そこにはボビー(ウィレム・デフォー)も居た


ルーラー(ダーン)は体調が悪くしばらく休みたいと言い出す


ボビー(デフォー)はルーラー(ダーン)が、妊娠している事に気づいた



そして、数年後再び出所してきたセイラー(ケイジ)を待っていたのはルーラー(ダーン)、成長した息子が迎えに来た

しかし、同じ過去を繰り返したくないセイラー(ケイジ)は、ルーラー(ダーン)と別れることにする


そして完全にノックアウトしていているセイラー(ケイジ)の夢の中に天使が現れる

その天使の声を聞き、セイラー(ケイジ)は再びルーラー(ダーン)の元へ走っていく


ルーラー(ダーン)がセイラー(ケイジ)に対する一途な愛が伝わる映画だけれど、激しい暴力シーンの描写といい、セックスシーンといい、デヴィッド・リンチワールドが炸裂している

デヴィッド・リンチ監督作品の悪役は凄みがあるね



結構、観る人によっては変な映画だと思うかもしれないけれど僕は好きな映画ですね

それにしても、タバコに火をつけるシーンが多いね


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