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僕が嫌いな映画の分野はミュージカルと、ホラーしかし、最近は時々ミュージカルも良いと思うときもあるけれど、今でも映画全体を歌で覆うような映画は嫌いだ
ミュージカルとホラーが重なった映画は、僕にとって怖い、怖い最強コンビの出現最近ではティム・バートン監督のスウィーニー・トッド フリート街の悪夢の理髪師は、観ていて気分が悪くなってしまった
しかし、僕はティム・バートン監督の作品はけっこう好き特にビッグ・フィッシュは素晴らしいおとぎ話にして、楽しいファンタジー映画今さら子供向けのネバーエンディングストーリーやグーニーズのようなファンタジー映画は、もう見る気がしないけれど、ビッグ・フィッシュは、実はこのブログを始めて3回観ている
大人向けのファンタジー映画というのはけっこうあるし、スピルバーグ監督のE.Tも大人が観ても感動するファンタジー映画だと思う
今回の+ロスト・チルドレンだけれど、ファンタジー映画ということで観たのだけれど、ちょっとグロテスクなファンタジー
グロテスクなファンタジー映画とは何だと思われるかもしれないけれど、実はこの映画の監督はあのデリカテッセンの監督であるジャン・ピエール=ジュネとマルク・キャロのコンビ
この映画でも『デリカテッセン』の雰囲気がよく出ている
ジャン・ピエール=ジュネ監督といえば、僕の中では『デリカテッセン』もお勧めだけれ、アメリやロング・エンゲージメントもお勧め映画
それでは異色ファンタジー映画にして、ブラック・ユーモア満載ののロスト・チルドレンを紹介しよう
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近未来の寂れた海の近くが舞台沖合いに浮かぶ建物に住んでいるクローン人間であるクランク(ダニエル・エミルフォルク)は自分の同じ脳であるイルヴァン(声のみジャン・ルイ=トランティニャン)に話かけているそれと他に髪型は微妙に違うが6人のクローン(ドミニク・ピノン)達が、クランク(エミルフォルク)の部下になっているこの6人のクローン達(ピノン)はみんな自分が本物だと思っていたりするのが笑えるしかも、このクローン達(ピノン)は、脳のイルヴァンに対して、おじさんと呼んでいる
クランク(エミルフォルケ)は機械装置を自分の脳であるイルヴァンとつなげて、子供たちの夢を見ていることを楽しんでいる奇人だますます奇人振りがひどくなってきたクランク(エミルフォルケ)に対して、脳のイルヴァンはクランク(エミルフォルケ)の子供たちから得た記憶装置を海に投げ捨ててしまう
実はこの子供たちというのは、一つ目人種が子供を誘拐して、このクランク(エミルフォルケ)に提供して、この子供たちの記憶を見るのをクランク(エミルフォルケ)は楽しんでいるのである
そんなある日、持ち前の怪力を活かしてサーカス場にて活躍していたワン(ロン・パールマン)の弟が一つ目人種にさらわれた
ワン(パールマン)は弟を探しに、行く途中でこそ泥の集団の子供たちと出会い、こそ泥のリーダー格のミエット(ジュディット・ヴィッテ)という少女と出会い、ミエット(ヴィッテ)は怪力で見た目は恐ろしいが、心優しいワン(パールマン)のために弟探しを協力し、ワン(パールマン)にとってもミエット(ヴィッテ)は、自分にとっての女神だと信じるようになる
そんな2人がワン(パールマン)の弟を探す旅に出るが・・・続きは映画を観てください
観ていて、寂れた近未来を描いたデザインはまさにデリカテッセンと共通点を感じるし、ブラック・ユーモアでの笑いも、まさにデリカテッセンと似ているけれど、今回のロスト・チルドレンの方が、かなり強烈なブラックユーモアをたたみかけてくる
心優しい怪力男と少女が弟を探しにいくファンタジー映画と言えば、非常に心暖まる映画に聞こえるけれど、実際はかなりSF的映像及び登場人物を観ているとかなりグロテスク感もあり、異次元ワールド爆発の映画
ファンタジーにありがちな心暖まる感動映画だと思ってみたら見事に期待を裏切られるかもしれないしかし、逆にデリカテッセンと同様にブラックユーモアがたっぷりで、その映像、風変わりな登場人物たち、ハチャメチャなストーリーは楽しめる
僕はこういう映画は好きですけれどねこういう映画もあるんだということをデリカテッセン同様、観て欲しい映画です
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