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最近のジョニー・デップの活躍は素晴らしい
彼の出演している映画を、観ているとかなり厳選して選んでいる事がわかる。彼が本当の意味でのハリウッド映画の大作に出演している映画といえば、実際のところパイレーツ・オブ・カリビアンぐらいだろう
彼の映画作品を観ると、ティム・バートン監督のシザー・ハンズ、チャーリーとチョコレート工場など、そしてラッセ・ハルストレム監督のギルバート・グレイプ、ショコラ、そしてジム・ジャームッシュ監督のデッドマンなど、実に個性的な監督と仕事をしていることからもわかる
そして今回ジョニー・デップ主演のナインス・ゲートはロマン・ポランスキー監督だ
それにしてもジョニー・デップの色々な役柄を演じ分ける演技力は凄いコメディーからシリアスまで何でも来い
今回の彼の役柄が、古本を探す悪徳探偵
実際にその作者が書いた本を探す仕事だ普通16世紀に書かれた本、そのような昔に書かれた原本が実際に存在するとは本の品質上、どんな高級な紙を使ってもそのまま原本が存在するとは僕には思えないのだが
しかも、今回彼が探し出さないといけない本は悪魔(ルシファー)によって書かれた本
なかなか題材としては面白いミステリー映画だそれではナインス・ゲート(9番目の扉)にようこそ
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ニューヨークにおいてコルソ(ジョニー・デップ)は目利きの本を見分ける本の探偵非常に価値のある本を客を騙して、安い値段で交渉するなかなか悪(わる)の本を探し出す探偵そんな彼の元に悪魔のことを研究しているバルカン(フランク・ランジェラ)から依頼が来た
その依頼とは悪魔によって書かれた本をどんな手段を使ってもいいから奪い取っとくれという依頼だった
その本は悪魔に対する祈祷書でこの世に3冊存在するその本の名前は影の王国への九つの扉という本で、コルソ(デップ)も耳にしたことはあるがその本が3冊存在することは知らなかった
バルカン(ランジェラ)から法外の金額によって依頼を受けてしまうコルソ(デップ)1冊はバルカン(ランジェラ)が持っていて、コルソ(デップ)は参考のためにその本を持って出かける
コルソ(デップ)は元々その本を持っていた大富豪の自殺した夫の未亡人のテルファ(レナ・オリン)に出会うが、彼はテルファ(オリン)と良い仲になってしまうしかし、何故かテルファ(オリン)はバルカン(ランジェラ)から借りた本を返せと迫ってきた
コルソ(デップ)は暫く、古本書店の友人の所へ本を預けるが、その友人は殺されてしまう
コルソ(デップ)は、その本を持って残りの2冊の本を探すためにスペイン、ポルトガル、フランスへ2冊の本を探すために各所を訪ねるが、何故か彼の側に謎の美女(エマニュエル・セニエ)が付きまとい、しかもコルソ(デップ)が出会った残りの2冊の本の持ち主はそれぞれ殺され、彼自身も命を狙われそうになるが、何故かピンチの時に守護神の如く、やたら格闘技の強い謎の美女(セニエ)に危機を救われる
しかし、別にコルソ(デップ)が探している本を奪おうとしている人間がいた
果たして、一体その影の王国の九つの扉の本には、一体どんな秘密があるのか
コルソ(デップ)を使って残りの2冊の影の王国の九つの扉を見つけ出そうとするバルカン(ランジェラ)の狙いは
そして謎の美女(セニエ)の正体は
そしてコルソ(デップ)自身も、その影の王国の九つの扉の本の魅力に陥ってしまうが・・・この謎だらけのストーリーの続きは映画を観てください
途中のイメージは今回紹介したナインス・ゲートのロマン・ポランスキー監督のローズマリーの赤ちゃんを思い出させる感じがある謎の美女を演じるエマニュエル・セニエの存在も同じポランスキー監督の作品でハリソン・フォード主演のフランティックの役柄と重なる
しかし、今回紹介するナインスゲートは、どこか建築物など古典的な感じが15世紀に悪魔の手によって書かれた本という中世の時代感を出すのに成功しているね
そういう意味では薔薇の名前という映画に似ている感じもする
それにしてポランスキー監督の戦場のピアニストにも言えることだけれど、彼の映画のカメラワークは構図が凄く明確
まさに奥行きを感じさせる彼のカメラワークは素晴らしいしかし、正直解釈の難しい部分もあるのも事実
細かい部分でツッコミを入れたいところはたくさんあるけれど、悪魔によって書かれた本を探し出そうとするこのテーマはやっぱり面白いし、楽しめる映画になっているので観てください
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