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ハリウッド映画において昔の方が恋愛映画という分野においては今よりも面白い映画が多かった。例えばスクープを見付けようと必死になっている新聞記者のしがない男と良いところのお嬢さんという身分違いな男女がいがみ合いながら段々恋愛に発展していくフランク・キャプラ監督の或る夜の出来事はその男女の出会いから粋な台詞がポンポン飛び出す道中からラストシーンに至るまで今観ても笑える。
あの名作ローマの休日も実はストーリーは或る夜の出来事をパクっている感じもするが、歴史あるローマの遺産を取り入れたアイデア抜群の上質な笑える恋愛映画。
他にもビリー・ワイルダー監督のアパートの鍵貸しますは出世のために自分のアパートを上司に愛人との逢引きのために貸し自らは公園のベンチで寝ているような情け無いサラリーマンが実は上司が逢引きしている相手が憧れていた自分の会社のエレベーターガールであったことを知ってから奮闘する様子が大笑いでき、ちょっぴり切なさをも感じさせるビリー・ワイルダーらしいテクニック満載な恋愛映画。
昔のハリウッドの恋愛映画には笑えるし、機知に富んでいる作品が多くあった。特に本来なら出会うはずが無い男女が出会うくだりに抜群の面白さがある
そんな昔のハリウッドの恋愛映画を充分に感じさせるのが今回紹介する教授と美女世間の事をよくわかっていない学者と、少しワケありのダンサーが出会うドタバタ恋愛模様が面白い。
ちなみに監督はリオ・ブラボー、赤い河のような豪快西部劇の名作を生み出した一方で、エディ・マフィーも吃驚なマシンガントークをケイリー・グラントがやってのける赤ちゃん教育、ヒズ・ガール・フライデーのような笑えるコメディ映画も撮ってしまうハワード・ホークス
映画史に残る名監督であり、僕もお気に入りの名監督です。
この映画は監督も注目だけれど、脚本に参加しているビリー・ワイルダーの上手さが挙げられる。なかなかこの登場人物たちの風変わりな設定はハワード・ホークスよりもビリー・ワイルダーの色を感じさせる。
それでは8人の教授たちや、ギャング団も入り乱れての恋愛映画教授と美女を紹介します
教授と美女 [DVD] | |
チャールズ・ブラケット,ビリー・ワイルダー | |
ジュネス企画 |
歴史、環境、性などそれぞれが専門の8人の教授たちが百科事典編集のため、アパートの一室を事務所に寝泊りして何年にも渡って過ごしている。老人たちの教授の中で言語学を専門にしているまだ若い教授のポッツ(ゲイリー・クーパー)は長く老教授たちと過ごしすぎたために現在の流行の言葉がわからなくなっていた。
ポッツ(クーパー)は現在の流行の言葉を調べるために街へ飛び出し、下町の言葉を色々と耳にするが意味がわからず、とりあえずメモに。
ある日ポッツ(クーパー)は流行の言葉を調べるために入った酒場で、下町の言葉を喋り捲るダンサーのオシーラ(バーバラ・スタンウィック)を目にする。
早速ポッツ(クーパー)はオシーラ(スタンウィック)を流行の言葉の意味を理解するために自分の寝泊りしているアパートに案内する。
実はオシーラ(スタンウィック)の恋人はギャングで人殺しを犯しており、彼女は証人喚問に呼ばれていたのだが、ポッツ(クーパー)からアパートに案内されたことにより証人喚問を避けられると喜んでいたのだが、アパートに着てみると老人たちが多く居るのに驚き
オシーラ(スタンウィック)は老人ばかり居るアパートにうんざりしていて早く出て行きたいと感じていたのだが、彼女にも予想外のことが起こってしまい・・・続きのドタバタは大笑いできますの観てください
最初は教授達ののんびりとした散歩風景から始まるのが地味に面白いのだが、教授という社会的地位の高い人を世間知らずという皮肉的な描き方が良い色々なシーンで小道具を使った演出があるけれど、特に印象的なのがピカピカのバーバラ・スタンウィックの衣装そしてモーテルの部屋番号の使い方は
主役のゲイリー・クーパーは今さら説明も要らない大スターだけれど、バーバラ・スタンウィックは昔の女優ですが深夜の告白などの悪女の似合う人ですね
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