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世界中の人々の生活に大きく貢献している原子力発電所。日本人の生活も原子力のおかげで大変便利な生活がおくれているようだ

原子力による放射能漏れのような人体に及ばす影響力など言われているように平和的利用と破壊的利用と紙一重と言ったところか

もし原子力による放射性物質が外部に漏れたらという、まさか!と思いながらも心の片隅に少し考えている恐怖心を増長させるような映画が今回紹介するチャイナ・シンドローム

冷戦時代においてアメリカとソ連のお互いが核兵器を持つことによって抑止力と言いながら、誰しも考えてしまうであろう核戦争を面白おかしく描いたスタンリー・キューブリック監督の博士の異常な愛情は本来なら誰もが恐れている有りえそうな話

またシドニー・ルメット監督の未知への飛行は核戦争をリアリティ充分に描いてしまっているが、本来なら非現実的なホラー映画よりも恐怖感たっぷりのはず

核戦争は極端?としてもクリント・イーストウッド監督の目撃と言う映画においては金持ちの家に泥棒に入ったら、アメリカ大統領の殺人現場を偶然にも見てしまったという現実には有りえないような、もしかしたら有りえるような話。
よく考えたらハリウッド映画の絶対にありえない話?をサスペンス仕立てにしてしまい、楽しい映画にしてしまうテクニックは実は非常に不道徳。しかし博士の異常な愛情も未知への飛行も目撃も面白い映画だからそんな不道徳な事をつい忘れさせてしまう

それではシャレにならないテーマけれど、エンターテイメント性充分のチャイナ・シンドロームを紹介します

![]() | チャイナ・シンドローム コレクターズ・エディション [DVD] |
ジェーン・フォンダ,ジャック・レモン,マイケル・ダグラス,スコット・ブラディ | |
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント |
人気女性レポーターのキンバリー(ジェーン・フォンダ)はいつもは動物のテーマなど驚くほどでもない内容のニュースを伝えていた。ある日、原子力発電所の現場を伝えるためにカメラマンのリチャード(マイケル・ダグラス)と原子力発電所の取材に向かう。
キンバリー(フォンダ)とリチャード(ダグラス)達は原子力発電所の制御室での職員達の仕事を外から窓越しに見ていると、突然振動を感じる。制御室では現場責任者であるジャック(ジャック・レモン)が非常に慌てて職員に指示している。
キンバリー(フォンダ)は明らかに何かトラブルがあることを察知し、リチャード(ダグラス)はこっそり制御室内の慌てている様子をカメラにおさめていた。
キンバリー(フォンダ)とリチャード(ダグラス)は大スクープを得たと大喜び

果たして原子力発電所ではあの時、何が起こったのか疑問に感じたキンバリー(フォンダ)とリチャード(ダグラス)は原子力発電の専門家にカメラを見せるとチャイナ・シンドロームという聞き慣れない言葉を聞きだし、さらにジャック(レモン)を訪ねて真相を聞きだそうとすると、色々と会社の利権が絡んだりして・・・驚きの展開は映画を観てください

本当に原子力発電所で働く人には安全を確認して仕事してくださいとお願いしたくなる。人々の安全を無視して会社の利益を尊重してはいけない。原子力反対を叫んだ社会派映画という一面とジャーナリストのあり方を考えさせられる映画。最近のニュース番組を観ているとマスコミの報道の仕方は偏向やバッシングなど酷いね。
しかも報道の仕方によって世の中の動きを決定させてしまうから恐ろしい。
良い所は全く放送しない麻生元首相に対するバッシングと鳩山前首相に対する妄想的な褒め上げ方は明らかに政権交代を企むマスコミの意図が見え見え過ぎるし、大相撲の八百長騒ぎは今頃どうして?と思うくらいな異常な取り上げ方

この映画を観ると事実の歪曲の仕方が非常にわかりやすい

しかし、今まで気付かなかったけれどジェーン・フォンダは父親のヘンリー・フォンダと顔がソックリだったのには笑ってしまった。そして僕の大好きな俳優であるジャック・レモンは一連のビリー・ワイルダー作品のコメディアン振りが印象的だけれど、シリアスな役も良い。
そしてマイケル・ダグラスが若い若い



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