褒めまくる映画伝道師のブログ

映画の記事がメイン。自己基準で良かった映画ばかり紹介します。とにかく褒めることがコンセプトです。

映画 ザ・ドライバー(1978) 渋いカーアクションです

2013年04月28日 | 映画(さ行)
 この世の中において車好きの人間はたくさん居るが、そんな人々の需要によって支えられているのがカーアクションと言われるジャンルの映画。確かに信号無視しながら突っ走ったり、歩行人を跳ね飛ばしそうになったり、走っている車から走っている車に飛び移ったりするシーンを観ていたら実に爽快感でいっぱいになる。そんなの有りえね~、なんて思わずツッコミを入れながら観るのもなかなか楽しいものである。
 しかしながら、制限速度をしっかり守って運転する俺にとっては現実感の無いカーアクションばかり見せられるのも何気に辛くなってくるのも事実。そんな俺と同じような感想を持っている人にとっては、今回紹介する映画ザ・ドライバーはお勧めだ。

 強盗などの犯罪者を逃すための運転手である男ドライバー(ライアン・オニール)は、今回も執拗な警察のマークを振り切って強盗犯を逃がすことに成功。その男は報酬を受け取って、クールにその場を去っていく。
 一方で、いつもドライバー(オニール)の正体を掴めずに、取り逃がしてばかりいる刑事(ブルース・ダン)は悪質な手段を使ってでも、ドライバー(オニール)を逮捕することに執念を燃やしている。今回もドライバー(オニール)を現行犯で逮捕することは出来なかった。
 しかし、ドライバー(オニール)の正体は、現場に居た謎の美女(イザベル・アジャーニー)に目撃されていて・・・

 主人公の男の仕事内容は世間一般から見れば誉められたものではないが、顔色ひとつ変えずに黙々と仕事をこなす様子はプロフェッショナルでとても格好良い。手際良さ、度胸、プライド、時間厳守、規則、寡黙・・・仕事のできる男が女にモテル理由が良くわかる。ちょっと人付き合いが苦手なところがマイナス部分だが、この主人公に限ってはそんな欠点ですら長所に見えてくるから不思議だ。
 
 そんな主人公の魅力もさることながら、もちろんカーアクションの出来の良さも特筆だ。数台のパトカーとのカーチェイスシーンは普通に面白いし、特に主人公がドライビング技術を試されるシーンは非常に印象的。特にバックしながら扉を開けて、ぶっ飛ばすシーンは最近では味わえないぐらいの爽快感を得られる。
 そして倉庫内で繰り広げられるカーチェイスシーンが今観ても新鮮。よく倉庫内に銃を持った犯人が逃げ込むのを刑事が追いかけるシーンがあるが、それを車でやってのける。とても静かで、緊迫感のあるシーンだが、こういうのを演出が上手いと言うのだろう。

 ドライバーが実は拳銃を使わせても一流だったり、時々突拍子も無い展開を見せたりするが、そんな細かいことを気にしなければ抜群に面白い映画。そして最後の結末もカーアクション映画のジャンルにしては余韻が残る。トランスポーターという大ヒットシリーズ映画があるが、きっと本作の影響をモロに受けているに違いないザ・ドライバーはお勧めです

ザ・ドライバー <HDリマスター版> [DVD]
ライアン・オニール,ブルース・ダーン,イザベル・アジャーニ,ロニー・ブレイクリー,マット・クラーク
Happinet(SB)(D)


 監督はアクション映画でヒット作を連発しているウォルター・ヒル。ヤンキー軍団の抗争を描いたウォリアーズ、ダイアン・レインがバリバリだった頃のストリート・オブ・ファイヤーがお勧め。

 主演のドライバーを演じるのがライアン・オニール。悲しいストーリー、音楽で知られるある愛の詩が有名。他にスタンリー・キューブリック監督の文芸大作バリー・リンドンがお勧め。

 えげつない刑事役に個性派俳優のブルース・ダーン。アルフレッド・ヒッチコック監督のファミリー・プロット、ジョン・フランケンハイマー監督のブラック・サンデーがお勧め。

 謎の美女の役にフランスを代表する名女優のイザベル・アジャニー。この人のお勧めはフランソワ・トリュフォー監督のアデルの恋の物語がお勧め。

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競馬 天皇賞(春)予想  油断は禁物

2013年04月28日 | 競馬予想

天皇賞(春)


 昔のイメージならば天皇賞(春)と言えば、実力馬が実力通りに勝つレース。しかし、最近の荒れっぷりはナンダ去年はオルフェーヴルが絶対に勝つだろうと思ってたのに、まさかの大敗。しかも勝ったのは14番人気の馬。改めて競馬には絶対という言葉は無くて、しかも出走する限りどの馬にもチャンスがあるということが気付いた。
 自分で言うのもヘンだが、なかなか良いことに気付いたのだが、そうなると果たしてどの馬を本命に挙げたら良いのか迷いに迷う。ここまで書いて本命をゴールドシップにしたんでは、今までの経験を活かしてない事になってしまう。本当は簡単に予想できるレースのはずだったのだが、こんなに悩むレースだったとは
 しかも去年の菊花賞以来、今年になっても馬券がまるで的中しないボロボロの状態。まるで去年まで、あれだけ打ちまくっていた日ハムの稲葉が急に打てなくなったのと、自分の馬券予想が重なってしまう。俺も頑張らないといけないが、稲葉よ、頑張れ

 さて、他人の応援をしている場合ではなく、俺自体が非常事態。今回は会心の予想を決めて、手堅く馬券をゲットして浮上の切っ掛けを掴む。昨日の芝のレースを観ていると先行して粘る馬が勝っている。そういう意味でも後方からレースを運ぶゴールドシップを本命には出来ない。長距離レースなだけに折り合いがつき、好位でレースができる馬。しかも俺が本命にする馬は実はゴールドシップにダービーの大レースでは先着している馬だ

 ◎ 6 フェノーメノ
 ○ 8 ゴールドシップ
 ▲ 3 デスペラード
 △ 1 トーセンラー
 △ 7 アドマイヤラクティ
 △16 トウカイパラダイス
 △18 ムスカティール
 × 9 ユニバーサルバンク
 ×12 フォゲッタブル
 ×15 カポーティスター

 僕の本命は6番のフェノーメノゴールドシップが圧倒的な1番人気だが、実は能力的においても決して引けを取らない。去年のダービーでは実際に先着しているし、むしろ能力的にも凌駕していたレース振り。初の3,000Mを超える距離だが、折り合いには全く問題が無く、前走の日経賞のレース振りからも距離延長は望むところ。しかも好位で立ち回れるレースセンスは今の京都コースでは大きな武器になる。血統的にも去年よりも更なる成長力があるはず。ゴールドシップよりも成長力で見劣るはずは無い。
 ちなみにフェノーメノの名前の由来はポルトガル語で怪物。その名前の通り怪物級の走りを見せて、俺の溜まったフラストレーションをぶっ飛ばしてくれ

 対抗にはやっぱり8番のゴールドシップ。この馬が強いのはわかっている。しかし、今回も後方から進めて、3コーナーで大外をぶん回し。そんな相手をなめ切ったレース振りでも暮れの有馬記念を制しているのだが、果たして今回も同じレースをしてフェノーメノを相手に勝てるのか?それに調教の動きはタイムは出ていたが、とてもじゃないが良くは見えなかった。今の馬場状態もこの馬に向くとは思えず、不安要素がかなり多い。まあ、そんな心配事など全くの杞憂で終わる可能性が高いので、これ以上評価を下げられないのが残念。

 単穴には3番のデスペラード。去年の今頃はダートの追い込み馬のイメージしかなかったが、芝でさらに良さが出てきた。前走の阪神大賞典はゴールドシップには敵わなかったが、なかなかの末脚を見せ付けた。馬場状態が追い込み馬には不向きだが、ゴールドシップの後を付いていくだけだから、レース振りは簡単。ゴールドシップが超ロングスパートを掛けて、バテてしまえばこの馬が勝ってしまうかも。ちなみに馬名のデスペラードはアントニオ・バンデラス主演のアクション映画で、個人的にも大好きな映画。とにかくグダグダ理論を並べ立てても的中しないのが馬券。早い話が名前が気に入ったから、単穴評価にするのだ

 残りの2、3着馬の穴っぽいところは好位で上手くレースを進めれる馬を中心に馬券を組み立てる。

 買い目 三連単フォーメーション
 1着 6
 2着 1、3、7、8、16、18
 3着 1、3、7、8、9、12、15、16、18

 買い目 三連単フォーメーション
 1着 3、8
 2着 6
 3着 1、3、7、8、9、12、15、16、18

 買い目 三連単フォーメーション
 1着 8
 2着 1、3、7、16、18
 3着 6                             合計 69点

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