なんとなく考えが宙に浮くとき
早朝5時に起きて
野草ばかりの庭にでて、おもむろに草むしりをする。
秋の空らしくなった、真っ青な朝の空は
久々に爽快な気分になる。
この美しい空を、早朝から横切るものがある事だけは
願い下げたい。
地面を見つめながら、すぐにはびこってくる草をつまんで引っこ抜く。
愛でている高山植物や、薬草は、いくら増えてもうれしい。
紅い花のふうろ草は白山登山の時に裾野でタネになっていたのを
一つまみ、薬草探索の隊長に聞いて、
タネならいいだろう、、というので、持ってきた。
庭に播いたら、芽が出てきた、
濃いピンクの花が、とても美しい。
草取りの手をやすめ、朽ちた樹の粉を
肥料の代わりに根元に播いておいた。
同じ植物の命なのに、
好きな草花は群生して、庭を占拠しているが
いわゆるぺんぺん草の類いは
命である認識もないまま
引っこ抜いて、
すっきりして気持ちよくなった。
、、、、命、、、神様はすべてを平等に造られたはずなのに
我が庭、、、一つ考えても、、、
都合の悪いものは駆除している。
人間は神になれない。
都合の悪い状態に侵略してくる草は
何も考えずに引っこ抜いている自分に気が付いた。
かって、40歳の半ばのころ、
薬剤師に復帰していたころ、
北大の聴講生になって、新たに学問的に進んだ免疫学や
分析の授業を、目立たないように聴講して
復帰した現場の薬の理解のマニュアル代わりに聞いていた。
農学部の教室にも、潜り込ませていただいて
地球規模の授業を拝聴した。
ウラル甘草の実態をスライドで観たとき、
なるほど、、、マメ科の植物は、大陸いっぱいに群生するから、
これを何かに役立てたいと考えた学者さんが
薬物として、又、保存剤などに、活路はないか?
実験を繰り返し、
儲かる草として学会に発表したのかもしれない?など、、、
授業中に甘草芍薬湯のカップリングの作用などが思い出され
薬学と、農学部の隣り合わせの親しい時間の記憶が甦った。
いま、増えて困る雑草も、学者さんにかかったら、
友好な植物に替える実験が出来るかもしれないのに、
私は、どんどん駆逐してゆく。
世界の国と、草や木、樹木は何処か似ている。
大きな樹木には下草や苔が命を繋ぐ。
小さな猫の額より小さな庭に、私だけが楽しめる野草の他に、
小鳥や蝶が運んできた?植えた覚えのない草木が芽を出している。
今年孵ったカラスの若鳥が、縄張り拡張に枝から落としたのかもしれない。
毎日早朝から深夜までニュースやネットの画面を見ながら
核戦争になってしまったら、、、世界は亡くなると思いました。
地球で生き残った草や木も、
被ばくして、巨大ジュラシックの時代が再びやってくるかもしれません。
40歳のころ、砂漠の地面のはるかに深いところで、
水素爆弾の実験跡があると言った人がいた。
砂漠は、砂がガラスに変化してきらきらと眩しく光っていたそうです。
何処の砂漠なのかは、その人は言いませんでした。
プルトニュウムだって、半減期は23000年ぐらいだったかな?
一度、地球を、核戦争で汚してしまう事は
もう一度、原始時代を繰り返し、
ピテカントロプスになって
さまよい歩きながら、文化の発展を、一から始めることになるかもしれません。
そして、、、現在になって、やっと放射能が無くなった時代に
再び、、、核実験をする途上国が現れたとしたら、、、、
もう。。。バカな事は、、、世界中でやめようと、、、
誰かが、猿の惑星の再来を説いて回るしか、、、
目覚めることはないだろう、、、
ずーと昔、、、
4万年前に、、、
私、、、
一度、、、核戦争で死んでしまっていたかもしれません。
4万年~6万年もかかって、三葉虫から
系統樹の枝葉を、ありんこのように、昆虫のように
変身しながら、やっと、人間に生まれてきたのに
人間が、自ら、又、、、猿の惑星に戻すことは
愚かな事だと思いませんか?
もっと、、、共存共栄する森を観ながら学ぶことがありそうです。
松とセンキュウは助け合うしょくぶつ。
大樹と苔も助け合う。
花は虫を呼び蝶を呼び香りを放つ、、、
核持参だけが、生き残りの手ではないと思うのですよね。
多くの役割が果たせる国になれば
国民一人一人が、各々別々の存在感で生き残れる役割を見つければ
強い国、弱い国でバランスをとらなくても、
愉しい地球にすることは不可能ではないはずですよね。
戦争の舟にしないで、
被災地で行き場のない方が
3か月は暮らせる癒しの海の家になれば、
大きな船は壊すための舟ではなくて
人の心と身体の癒しのゾーンとして、
どこの国の沿岸に付けても
生活用品の援助が受けられるようになれば、
後で、復活してから、ツケはお互いに、
別の被災地が出た国に還せばよいという
大きなロンダリングを造って
教育もいつか、、、程度が一緒になるように
世界中交換留学生を推奨して、
国と国の理解を深めてゆけば、
劣等感や、後進国感の為に、、、恐怖になって
いきなり核とか、軍需製品に走り
白の石垣を創る事ばかりに費用をかけるようなことは
国民が、潤う金銭も底をついてしまい、
心が貧乏になると、勝気だけが先行して
世界の国のルールを守れば
友好国になれるという、、、心が、、、在るのに、、、
戦いを選ぶ余裕のない選択をしてしまうと、、、
地球ごと、、、形の変わるせんそうになってしま居ます。
ジュラシック時代に逆戻りです。
防空壕も、逃げることも、、、もう無駄な、、、地球破壊だけが
すぐそこに、、、地雷原があるようで、、、
怖い、、時代になりました。
もう一度、、、自国の国民の平和を、どの国も考えてほしいと
神様に、、、どこにいらっしゃるのか?
神様に祈っています。