学生時代から、何度かゴッホの展覧会には出かけている。
何十年ぶりだろう、?????
毎日道新に、ゴッホの記事が、美しいカラー刷りで掲載されている。
たまたま、家事の延長の仕事で
円山公園駅まで出かけて、頼まれた仕事を済ませ、
出来上がるまでの4時間後、
再び、円山駅に戻ることになっていた。
さてさて、、、4時間をどうやって過ごすかな?
円山駅のあたりは、昔の六本木や、原宿、渋谷っぽい店が並んで居る。
グル―と回った。若かったら、あれこれ買ったかもしれない。
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そうだ!ゴッホが来ていたのだ!
美術館まではすぐである。
一人で、ゴッホ展に行くのも、天の恵みの時間である。
日本の浮世絵画家の作品と並べて、
ゴッホが見ている日本の浮世絵や
影がはっきりとなくて、
あまたの色の光の陰影でとらえているゴッホの絵が
影を全く描かない浮世絵と
なにか類似する光の粒子のとらえかただな~~~と
構図とか、絵のモデルがそっくりというのも面白いが、
影を書かない浮世絵の、根っこにあるとらえ方を、
やはり、影のない色のあまたの輝きで
光をとらえたゴッホの絵も、
観念的なこの世の象が、もしかしたら、
何光年も昔の光を書いていたのかもしれないと
画家の個性ある絵の世界に引き込まれていった。