京都不動産コンサルタントのブログ
昨年理事長に就任した親しい方の、
責任のないコンサルティングという案件がありました。
その結末をみました。
結果的に大幅な管理委託費のダウンとなり
組合運営に目途が立ったとのことです。
それが、
全く最初から最後まで私の筋書き通りだったことに
驚きと共に報酬も出したいくらいだと(笑)ホント?
どうしてもマンションメーカー系列の管理会社には
「うちの物件」とかいうマンションに対しての
甘えがあるように思います。
管理委託費も強く言われないと下げなかったり、
理事さんたちとの長年のお付き合いの中で
全て消化してしまう体質になっています。
理事さん達の年齢層を見れば解ります。
この案件でも、
結局は相見積もり業者が当て馬になってしまって
大改革まで行けずとのことでした。
残念ですね。
というのは、
管理組合会計改革でいうところの出口は
まだまだあり、
ましてや入り口(収入)の件もあります。
単純に管理費修繕積立金を上げる、
というわけには行きませんからね。
それなりの努力があって初めて
執行部の立場があるのです。
もう少し切り込んで欲しいものです。