京都不動産コンサル研究所所長の徒然草

ジャストアンサーやマンションってどうよで相談員を担当。又アマゾン書籍や宅建登録講習講師を通して後進の育成も心掛けています

賃貸マンション経営危機

2012年10月10日 | 収益マンション
深刻な質問がありました。

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空室が目立ち始め、
キャッシュフローも悪化してる。
この様な環境時の資金繰りと金融機関との付き合い方
そして納税のことを聞きたい。
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という主旨。

緊急を要するということであれば、
まずは金融機関に対し早急にリスケジュールの相談に行くこと。
来年3月までであればスンナリ
返済の見直しができることでしょう。

まぁ来年3月過ぎても
金融機関も滞納リスクは避けたいことから
相談には乗ってくれるでしょうが…

キャッシュフローが悪化程度のうちに手を打つべしです。

また、税務対策ということは
利益も出ているということでしょうが、
これは想像するに、
リフォーム等の設備工事費の支払いが嵩んでいる
ということではないでしょうか?

この場合、
リフォームがなくてもですが、
減価償却費は設備部分と建物本体部分で
按分できますがご存知でしょうか?

建物部分は期間が短く15年です。
見直しが必要ではありませんか?

一度税理士さんや税務署で確認ください。
修正申告で税金が帰ってくる可能性もありますね。
頑張ってください。

という回答をした。
この減価償却は購入時から戦略的に仕掛けていく、
これが大切である。

実践で損をしない、いや、
得する契約書を契約者にはお教えしている。
コメント
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