京都不動産コンサル研究所所長の徒然草

ジャストアンサーやマンションってどうよで相談員を担当。又アマゾン書籍や宅建登録講習講師を通して後進の育成も心掛けています

結婚前に買ったマンションの扱い

2013年02月12日 | 物件管理
京都不動産コンサルタントのブログ

結婚前に購入した関西のマンション、
その後結婚し遠方に住んでいる方から
マンションの扱いについて質問がありました。

具体的には、
固定資産税の扱いや今後帰省した時の
ホテル代わりと考えているが・・・・。

まずは、一般的な回答でいえば、
登記名義人の表示変更登記をすること。
これは費用がかかるが司法書士さんにお願いするか、
ご自分でネットで申請書を取り寄せ
お近くの法務局でご相談されるかですね。

しかし、現実この表示変更登記はあまりする人はいません。
何かついでのとき(売却など)に一緒にする
ケースが多いということです。

区役所も収入確保のためには
所在はすぐ探し出し追っかけてはきますから・・・・・・
ご心配なら区役所に住所変更届を出せばいいでしょう。

そのことよりもですね、
不動産の基本的な考え方を述べさせて頂くなら、
このケース私は売却をお勧めします。

不動産でもマンションは年々価値が下がる減価償却資産です。
そして又保有コスト(固定資産税はもちろん管理費積立金)が、
活用できていない利用しないときも掛かります。

利用しなくとも保有コストがかかり、
そして、年々価値が落ちていく不動産を
いつまでも保有することは合理的でなく不利益ですね。

偶のホテル利用でしたら、
ご自分でメンテナンスしなくて良い、そして、
使いたいときだけ費用発生する市中のホテルが
適しているのではないでしょうか?

というお答えです。
参考になれば幸いです。
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