枇杷の葉なし

枇杷の生育や、葉・花芽・種のことを日々の生活のなかで書いていく。

秋の夜長

2009年10月07日 | Weblog
 あき深し、隣は何をする人ぞ。長屋的な住居なら、壁の向うも気になる。ということもあろうが、殺人が起きていても無関心。台風が接近しています。この暗闇では動かないのが賢明。我が家は植木鉢が処狭し、と並んでいるので、一応下ろしてきました。喜んで散歩をしていたのは、ナメクジでした。百足とナメクジはつがいで出ますね。雨は歓迎ですが、軟体動物は苦手です。

 雨が降ると、湿度が上がるのはわかっているが、足元が寒い。でもなあ、湯たんぽは早いよねえ。この中途半端の季節が困るよ。毛布を入れるかな。そうしよう。暑いのは、そのままでいいが、寒いのは布団に押しつぶされそうで嫌だ。電気毛布はもっと嫌。そのままショック死でもしないだろうか?え。感電しちゃわない??湯たんぽはいいよ。顔を洗ってもいいし、水遣りに使え、洗濯にもいける。一石三丁かしら。非常用では飲み水にもなる。泥水よりはいいでしょう。

 明日の仕事も、ちょっとばかり気になる。一級河川があるが、これが思わぬ氾濫をする。数年前には、子牛が流された。その前には、救助に舟が出たのです。あっという間に、本流から支流に逆流して海になったようです。当時、本屋で働いていたが、本の無残な姿に言葉もなかった。雑誌がガラスの陳列台を木っ端微塵にしたよ。凄まじい勢いだった。日本沈没かと小松左京を読んだもの。

 エチオピア王家の、カシオペア王妃。神々の間にも、自分くらい美人はいないと公言した。むかついたのは、神々だった。特にゼウスの王妃のヘラは、人間が何を言うかちょこざいな。と海神ポセイドンを嗾けた。ポセイドンも、大勢の娘たちが絶世の美女と親ばかぶりであったから、けしからんやっちゃ!と化け物鯨を暴れさせた。と、なると善良な国民は、なんやて。と目くじらを立てた。娘のアンドロメダをかっさらって、岩璧に括りつけた。と、そこに天馬ペガサスにうちまたり、メデューサの頭を手にした、勇者ペルセウスの登場。アンドロメダに一目惚れしたペルセウス。化け物鯨をやっつけ、目出度く結婚した。

 で。秋は、結婚するカップルが多い。従って、振られた奴の、ナーバスな感情が遥か海の彼方で、台風の芽となり、敵討ちにくるという設定。って、ほんとか?そんな訳ないよ。だけどね、勤務先では、職場結婚があったのね。後ね、式はしないけど、書類は出した。という今時のやり方。どっちにしても、お祝いは要る。冠婚葬祭が派手になるのは如何かな。お祝いは少々遅れてもいいが、お葬式はいけません。人が亡くなるというのは、新しい生命の誕生です。心から冥福を祈ってあげたいものです。

 枇杷葉が屋敷を取り囲むようにあるので、なんとか風を防げそうです。実家は誰も居なくなっているので、家の守りができない。齢92の母が独りで居るよりは安心かな?雨音があんまりしないよ。風も吹いていない。嵐の前の静けさか?
 明日は、仕事に行けるかな。
コメント
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