枇杷の葉なし

枇杷の生育や、葉・花芽・種のことを日々の生活のなかで書いていく。

月没帯食

2011年06月15日 | Weblog

16日未明、月が欠けながら沈む、珍しい現象が起きます。時刻はAM3:22.6分から始まり、AM4:21.1分の終了です。天気が左右しますから、どうともいえませんが、自然から起こりうる未知数の出来事を、今一度考えてみるのも、いいかもしれない。原発が安全・安心なら、自然の現象も変えられるでしょうけれど・・・

 一昨日、銀行に行って、花瓶に花が活けてあるのが眼に留まった。葉が萎れている。顔馴染みの行員さんなので声をかける。もらった花で、花瓶に挿したが、葉だけ萎れてしまった。水切りもしたのに。と言う。ふむ、なぜだろう?考えられる原因は、冷房で寒いことでしょ。花瓶は備前焼だし、花はしゃんとしてるから。

 水揚げの方法として、藤や紫陽花の花は、一文字か十文字に切り込みを入れ、そこに大豆を噛ませる。芍薬は濡れた新聞紙に包んで、切り口を焼く。水を換えるのは勿論です。そこで思いついたのは、祖母がしていた方法だった。酢だ!あれも殺菌作用がある。で、冷房の通らない場所への移動と、水の中に少量のお酢を入れてみたら?と言い置いた。

 翌日、用事で行ってみれば、花が、葉が、しゃきっとしているではないか。瓢箪から駒である。まあ、理屈としては、花が咲くのは暖かくなってです。寒かったり、北風の中で咲くとは思えませんし、温んで動かない水は、腐っているのも同然です。要は、花はそこに咲いているから、綺麗なのです。花が好きといい、平気で手折る心にはなれません。

 枇杷葉の実が大きくなっているか、枝がしな垂れてきた。鈴生りなので、緩やかな曲がりようだ。折れないかな?心配になる。リエさん、サンタさん、りささんに、少しばかり送れるのが愉しみ。枇杷葉の木も、サンタさん枇杷や、りささん枇杷を決めているので、これらに花が咲き実が生れば、収穫して贈れるのだが、今は未だ、未知数です。

 開き戸の手前で、じっと耳を澄ます銀河。誰かに呼ばれた?何処に往こうとしていたのだろう。まるで『霧笛』の深海龍のように、空気のざわめきに、聴き入っていた。食欲も戻って、食事をした。持ち直して、元気になるかと思えたのに。

コメント
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