雨が夜半から降り出し、今朝は庭が濡れていた。音もなく降る雨に、心が潤っていく。日本人であれば、旧暦を用いたいものと、しみじみ思う。日捲りの暦も併せての、計画をしないと、災難から逃れられないことがある。自然を相手には慎重が好い。
そんなことを言っていたら、何処にも出掛けられない。という人は、ご自由に。新暦でのスケジュールでは、無理のある内容になるのは、外国のしきたりに倣うから。日本には、独特の政がある。そのための四季が付いている。年齢と共に学ぶことだ。
枇杷葉の活用にも、個人の遣り方で、異なる。友人は、枇杷葉茶が飲めない。これは掃除に使うと好い。換気扇や台所のレンジ回りに、吹きかけて拭くのだ。換気扇には浸け置きが効く。科学洗剤の臭いに敏感であれば、手荒れも少なくなるのだ。
科学洗剤の価格にも因るが、あの異臭がたまらない。目も痛くなるし、鼻腔にも影響が出る。以前にも書いたが、掃除は楽になるし、殺菌作用での効果も出る。枇杷葉茶には、様々な使い方があるのに気づく。結膜炎や耳鳴りにも、驚くほどに効く。
癌細胞対しては、働きを封じ込めるようで、開腹しない限り、生命は保たれる。厭な治療をすることもない。医者が見放した命が助かっている。その反対にすれば、その保障はない。根気佳く続けることと、諦めないことだが、周りの環境も否めない。
癌細胞と仲良くすれば、その進行を抑える働きもある。何をするにも、枇杷葉の力を信じ、生きる希望に繋げること。自分を諦めないことと、必ず治すと想うこと。これには環境である、周りの協力が必要だ。幸いにも、自然を敬う心が援けてくれるのか。
認知症にも効果がある。あらゆることに効き目はあるが、それらを実行に移すか、鼻でせせら笑うかの違い。金持ちは、医者に行く。貧乏でよかったとつくづく想う。医者が、一目見て分れば信用するが、先ずそういった人はいない。検査ばかりをする。
友人が、同行したお礼に来訪す。その後、青空市に出掛け、胡桃やほうれん草、牛蒡を見つけ、宅配で送る。リエさん、明日の最終便で着きます。里芋の美味しいのも入れておいたよ。しーちゃんと逢えるようなら、分けてね。明日から仕事復帰。
黄昏に、鈴生りの桑の実を見つけた。最初に取っただけで、野鳥に啄ばまれた。秋にも、僅かだが実が色づいた。