友人が来て、玉葱の蜂蜜と酢漬けが、何処かに載っていた。と現代農業を捲るが、一向に探せず、記憶の違いにがっかりする。玉葱の力だけではない。通草の威力には、驚くべきものがあるのだ。焼酎に漬けるのは、茎と葉らしい。
薬草の保存には、焼酎が良く、誰でも簡単にできる。然し、失敗の原因には、水で洗うことが挙げられる。水道水はカルキが入っているので、腐りが速い。然も、梅雨時の気温の不安定では、傷みもあっという間だ。洗うなら焼酎でね。
ドクダミ化粧水を作る、と意気込む友人だが、ちと遅いよ。花が開花してしまう前がよく、できれば5月中にしたい。旧暦で言えば、卯月になった頃がいい。梅雨に突入してしまうと、乾きが全く違う。期間が掛かり過ぎると腐りが生じる。
友人と語らう内に、今年は通草の種を乾燥させたり、焼酎に漬けることを思いついた。皮は、切って乾燥させ、子どもも飲めるお茶にしよう。薬草の威力には、即効性は少ないかもしれないが、花粉症に効果があるのは、何よりの朗報。
百足や蜂の刺されには、じゃが芋を擂り下ろしたのや、アロエも効果がある。個人差もあるため、強制は禁物だが、枇杷葉の効力には適わない気がする。まあこれも、信じるからこその威力で、やってみないことには、結果は出ない。
ナメクジを数匹捕獲する。唐辛子が効いたようだ。雨の時期でもあり、塩を少し入れておく。大葉が葉を広げており、あちこち穴が開いている。殿様バッタだろう。齧っていないところを頂戴して、散らし寿しの上に張る。風味が何とも良。
曇り空のため、室内での用事をするが、図書館で借りた本が、中々読めない。明日は、診療所に点滴に行くか。咽喉の腫れも、通草酒で可なりの効果があった。しんどさも抜けた。普段、薬に頼らないので、抗生物質入りの点滴は効く。
冬の庭。駐車場の東側から、梅、リエさん枇杷、長崎茂木枇杷を望む。クリスマスローズもそろそろ蕾が。