枇杷の葉なし

枇杷の生育や、葉・花芽・種のことを日々の生活のなかで書いていく。

枇杷の実を、収穫する。

2015年06月20日 | Weblog

 今朝、早出のため慌てて白枇杷の1枝を採る。摘果していないので、12粒程ある。小さな実だがどれも外れはなく、甘酸っぱい。職場に持って行き、勧めると、美味しいのを知っていて、笑顔で食べている。種も食べれるよ、には口に入れてもいた。

 我が家のは、無農薬なので洗わないで食べれる。袋を掛けてもおり、カルキの水道水で洗うと不味い。皮は乾燥させてお茶に、種はお茶と枇杷酒にできる。白枇杷なので、赤枇杷の30倍の効力がある。種は焼酎で洗ってから、果実瓶に漬け込む。

 Aさん家の枇杷葉は、袋も掛けていなければ、農薬の散布をしているのに、2粒しか生らなかったらしく、それも落下したそうだ。我が家のと何が違うんだろう。枇杷葉に向き合う姿勢か?援けてもらえることに感謝し、一喜一憂しつつ日々を過ごす。

 貧乏は恥ずかしくもなければ、自分の責任でもない。金は有るに越した事は無いが、丹精込めて作れるなら、手間隙掛けたのがいい。人間だけが生存しているのではなく、単なる生命体の体系や、暮し方が異なっているだけ。捉え方が違うのかな。

 孫等が枇杷の実を楽しみに待っているので、長崎茂木と白枇杷を多めに採る。試食しようと袋を開けたら、萎びたのが出てきた。然し、これが物凄く甘い。糖度50くらいは悠にある。白枇杷は、1週間経ったから、甘酸っぱさが口中に広がっていく。

 連絡すると、取りに行くとのことで、箱に詰めて待つ。孫の歓ぶ顔見たさに、作っているようなものだが、種が貴重なので捨てさせない。2週間、清拭をしていて、枇杷湯をたてて入ったが、皮膚の艶が違うのが一目瞭然。体が温まりさらっとしている。

 月の輝きが素晴しい。巨大な洸に包まれて、闇夜を照らす。自然界の摩訶不思議さを、現実に捉われる。

 

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