枇杷の葉なし

枇杷の生育や、葉・花芽・種のことを日々の生活のなかで書いていく。

梅雨ですね・・・

2015年06月08日 | Weblog

 空気が湿っていて、耳が痒いので雨だとわかる。午後を過ぎた頃から、音もなく降り出す。曇り空の時には、できる限り室内に干したい。まあ、洗濯物が濡れたからといって、命に拘る訳でなし。人命優先にしている。雨に濡れれば風邪を引く。

 枇杷葉茶で、夜尿症が治ることは書いたが、通草(あけび)を煎じて飲めば、花粉症に効く。痰や咳、咽喉の痛みにも効果がある。長引く風邪の咳止めにもなり、腫れにも佳い。幼児や子どもには乾燥させた物を使う。焼酎に漬けて使用します。

 瓢箪から駒とは、こういったことを言うのかも知れない。大変重宝しており、あちこち差し上げて歓んでもらっている。自然の物には、農薬がかかっておらず、自分で収穫して保存できる。エキスも何度も摘出できるので、直ぐには捨てないで。

 先日、現代農業を見ていたら、柿の花芽を乾燥させて、お茶にするとあった。枇杷葉も同じであり、効果は素晴しい。枇杷葉も可能なら、生葉、花芽と実に分けて、専用の木を決めておくのがいい。全部を採るには、木への負担が大きくなる。

 生葉は、1年中を通じて使うので、3本は必要だが、実を生らすのは、2本あれば充分だ。それでも花芽を採ったりすれば、もう3本は要るだろう。我が家の庭には、可なりの本数があるが、高く育てると、収穫時に困難である。バランスも大事だ。

 枇杷葉を治療用に使うのなら、低木で育て、あまり大きくしないことだ。鉢で育てるのも、結果的に同じだが、直径が1mはほしい。冬の寒さを嫌うので、室内に入れれば、キャスター付きがいい。軒下でも風の当たらない場所で管理をしたい。

 枇杷葉を良く知って、自分なりの工夫をすることも大切。其々に対処方法が違うことも、同じようでもちょっとしたアイデアが必要。自然治癒能力を援けるためにも、努力を怠らないことでしょう。常備しておくことと、日々施行することも大切だ。

 長崎茂木、赤枇杷の花芽。この花の香りが、これ程に素晴しい効き目があるとは知らず、自然からの贈り物に感謝。

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