風雨に庭も・・・

　昨夕からの雨に見舞われ、夜半には風雨に一転していた。外が騒がしい程の風の強さに胸騒ぎもするが、自然界からの啓告と耳を澄ませる。先日来、肩の調子が怠く痛みはないものの首が…。枇杷葉の生葉を当てていたらしんどさが引いた。誰かに祟られたか？視力の回復を促せることにも、数人の反応あり安堵もしつつ。

　今朝は、先日の廃品回収を持って行って貰ったお礼に巻き寿しを。炊飯器はタイマーが利かなくなっているので、お米を研いで仕掛けて朝炊いた。酢飯にするのは種類があって、冷めても美味しいのが良く朝日にしている。分量を悩んだが残ってもと少なめにしたら、丁度の巻きになった。ちょっと手抜きでの時間厳守で。

　具彩は、シーチキン・卵焼き・蒲鉾（赤）・レタス・胡瓜にした。胡瓜は、昨夜に切って塩を振っている。レタスは剥がしながら軽く塩、後の材料は短冊に切って皿に乗せて置く。ご飯が炊けても直ぐには電源を切らないで、必ず10分程度は蒸らすこと。仕掛ける時には、水の加減を忘れずに控えておくこと。新米は更にね。

　巻き簾があれば好いのですが、無ければサランラップを使います。向きは包丁で切ることを考えて置き、海苔の裏表の確認は怠りなくです。巻いて出来上がった時に裏面が出ていたら、うらめしやになりますから。具彩は、其々のお皿に個別に乗せて並べます。酢飯が完成したら、巻く本数にご飯を仕切るのも間違いなく。

　何も意気込む必要はありませんが、失敗しても好いですから愛情を一緒に巻きましょう。これを何度かすれば、花の模様やその他の絵も巻けるようになります。手間だとかめんどくさいでなく、作った時の歓ぶ顔や出来上がった物を想像して楽しみましょうよ。わたくしだって、誰かが作ってくれるのが一番うれしいです。

　テレビで観てや、yuutyu-bu等での繰り返しなのはいけません。何故かというと、何時でも出来ると先延ばしにしてしまうから、実演・本番だと思えば性根を入れてやれます。この一度限と言うのが大切だと思うの、後は自分のやる気や本気度だと。それに最初から何でもどんなことでも完璧なら、遣ってみる必要はない。

　料理は大の苦手ですし、できれば台所には立ちたくありません。でも、必要最低限には摂取しないと。だったら自分なりの工夫で、美味しく愉しくやってみる。介護施設で働いていた時にも、必ず職場に持って行って食べて貰いました。料金を請求したことはなく、美味しいとも言われなくても作っていました。便利屋です。

　でも。心の籠った物を、平気で当たり前のように口にするのって本人に返ります。それは行動にせよ、言葉にしても同じことが云えませんか？そういう結果を何も思わずに居られる人は、それも特技かも知れません。皆違っていて等しく同じなのですから。お弁当を届けに行って、白菜とピーマン・獅子唐を貰いましたよ。

　自然からの恩恵に感謝です。他人様の物を無理矢理に奪わなくても、与えて下さることへの気持ちさえあれば充分です。自然に溢れている沢山の命を、戴けることは何と有難い。庭の山茶花が咲き出している。立冬を迎えると咲くのは本当です、命を無駄にせぬように旧暦での暮らしが合っています。この広い世界一杯に。