神無月・八せん終わり・三隣亡、上弦・小潮

　カレンダーでは11月11日、そうしてその日が来る。旧暦では亥の子餅・炉開き、今朝は青空が観えていたのが10時過ぎから厚い雲に覆われて時雨れている。布団を干そうと試みていたが、電話の着信ありで止めていて良かった。濡れていたらすばるは元より海中に沈むようで、ほっと安心した。電話はそういうのも予ねて。

　枇杷葉の生葉が必要との内容だったが、どっちにせよ郵便局へは年賀状の受け取りで出向くようにしていた。またしても大当りかな？庭に出て傷んだ葉や黄色になったのを省き、枇杷葉茶の上に新聞紙に包んで乗せ梱包する。依頼主は承知しているので、メモ書きはしないでおいたが蜜柑箱一杯で足りるのだろうか。心配…。

　花芽を送る手筈であったのが、未だ咲いてなく依頼はされてはいないが生葉を別に包んだ。ご家族皆さんでの愛飲らしく寒中までが心許ないのだ。でも人間の都合勝手で、枇杷葉に無理をさせたくもない想いもある。生葉が無農薬で手に入るなら、木から採ってきて切ったら洗濯ネットか何かで飛ばないようにして干して。

　外での自然乾燥が好いのですが、風で飛ばされないように強風に持って行かれない工夫を。ネットも100均に行けばあるので、新しい物で用意して下さい。自分の口に入る物ですからね。室内で干せるという方は、新聞紙の上に切った生葉を広げて1週間から10日間は干します。これを寒中に行うのは、旬で最適なのです。

　野菜や魚にしても、店頭に並んでいる物には旬があるのはご存じでしょう。また、寒中の作業には大切な季節での意味もあります。人間の都合勝手で決めるのも遣り方ですが、自然への祈りと感謝で行って。昔の方法が正しいとか今の遣り方で間違いかを決めるのではなくて、心次第でされるのも好いように思えるからです。

　先日、人間には耳が二つと口は一つなので喋るよりも聴きましょう。と書かれている投稿を見つけて思わず頷いた。何時も文面を的確に纏め、すっきりとした無駄のない文字が並ぶ。其処の間には弱音を吐かないでの自分への戒めも感じていたら、本音を垣間見えることに遭遇したがやさしさは失っておらずに感嘆・尊敬。

　ブログへのフォローして下さる方、わたくし日本語以外は理解できません。ですので内容の把握は無理なので、申し訳ありませんが…。随分と以前に吉岡たすく氏が、公演で話す基準は小学校の3年生への理解程度なんです。と云われていたのを思い出した。文章は、難しく書くのではなく分かり易くが基本でもあるのだ。

　昨夜は、零時を少し周っていたが外に出たら昴の付近を流れ星が飛んだ。西の方角にはレナード彗星も観えていたのが、あっという間に雲に閉ざされた。まあ・宇宙の変化には毎晩異なるので、根気と持続で臨めばいい。雨が降ったりで気温が低く寒かったので、くしゃみの出る前に中に入った。枇杷湯で温まって眠る。