枇杷の葉なし

枇杷の生育や、葉・花芽・種のことを日々の生活のなかで書いていく。

清水白桃の怪異

2023年07月27日 | Weblog
 例年なら、青空市に行けばゴロゴロ状態で選べるのが今年はない。何でも出荷と同時に消えるようで、買い占めのようだ。ネットでの販売は、品数が無くてはならず品質や味は二の次。庶民がたまさかの愉しみを、奪ってまでの儲け?まあ食べんでも死なんわ。足湯に来ると連絡あり、白桃を持参とのことにありがとう。

 果物王国ではあるが、それ故の内情に吃驚もする田舎者です。桃の種類は早生に始まって旬の大久保、清水白桃は当地にしかない。桃が白いのであり、仄かな彩もだが味は格別なのよ。それ故、白桃と呼ばれます。桃は桃色ですが袋をかけて、育てるのは難しい。枇杷も、同じように手塩にかけて熟するのを待ちますよ。

 果物に限らず、野菜も植物に至れるあらゆる命は水が根源です。人間の身勝手さでのやり方と、会話を欠かさず感謝でありたく思えます。声掛けに、植物は反応します。人間が感じられないだけで、向こうには分かるんです。自然からの営みに心を傾けられれば、訓えて貰える。そういった何気ない風景に、心を浸う。

 トールキンの指輪物語もDVDで何度も観たが、壮大なファンタジーの根本は水。そこから命は芽生え繋がり発展を晒せ、禍々しく悪しき物や良心が賭け引いていく。歴史の殆どが未熟な故に巻き起こす、不安定さに混ざりあう。これらを視た者は、異端者であり対時していき苦難の未知に進んで往かざるを得ないものだ。

 ブログ更新中に着信があり、娘さんが到着。DVDはハリーポッターの新作ですが、先日神戸まで出かけたらしい。嫌々こちらは、これで充分と生協で買った次第。何処にも行く気力は失せて、図書館辺りで止まるのよ。ああ無情の青年役、エディ・レッドメインが主役なの。足湯マッサージ、それを観ながら待つ娘さん。
コメント
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