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最近あまり見かけませんが、ソフトフォーカスレンズを引っ張り出して写してみました。このレンズはもともと銀塩カメラ用のものです。
昔「ベスト箪玉カメラ」通称ベスタンとよばれていたカメラで、カメラ発達史の中の一番初期に現れたカメラです。レンズが箪玉、つまり一枚のレンズで出来ていました。まあカメラにに虫眼鏡をつけたようなものです。(現在のレンズは3~10数枚で構成されている)
その描写はピンとは合っているのですが、全体的にフレアーが出てボヤーとした感じのものでした。
その描写が何となくノスタルジーを感じるということで再現された箪玉のレンズです。
ハイライトの部分がフレアーを起こしぼやけた感じになります。ここでは花を写していますが、風景などではとても味のある写真が出来ます。
またまたチューリップですが、我が家の庭に咲いたものです。ソフトな描写は春の日差しのぬくもりのようなものを醸し出しています。
ニコンD70 ケンコーソフトフォーカスレンズ ISO100 F5.6 1/250秒
WB オート マニュアル撮影