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今日は白い花を主役にしてみました。この写真は目高の位置からの撮影で、花の間隔がばらけています。
前回と同じくカメラアングルを低くしたものです。ばらけた感じが無くなり、白い花が強調され、はっきりと白い花が主役になりました。
このような白い花の撮影には花のディテール(階調)が飛ばないように注意することが大切です。ディテールが飛んでしまうと白い花がただの白い塊のように写ってしまい、花の様子が分からなくなってしまいます。
特にオートの撮影の場合に良く見られる現象です。
ではどうしたら美しい階調を持った花に表現することが出来るのか。それには露出補正が重要になってきます。
デジカメの殆どに露出補正機能が付いていると思いますが、一部のコンデジには付いていない場合もあるかもしれません。取説を良く見てください。
露出補正機能には、マイナス補正(暗く)とプラス補正(明るく)が三分の一刻みで付いていると思います。
写真全体を暗くしたい時にはマイナス、明るくしたい時にはプラスの補正をします。
色についても同様です。上の写真についてはチューリップの白です。花のバック或は周囲の色や明るさによって露出補正の方法が変わってきます。
上の写真は写真の中に占める白の面積があまり大きくありません。このような場合は露出補正はしなくても良いくらいです。
下の写真は白の占める面積が大きく、多少の露出補正が必要です。
キャノンG9 4.7~44.4ミリ F2.8~4.8 ISO100 絞優先 F8 1/250秒
WB オート RAW 撮影 露出補正 上 -0.3 下 +0.3