光と影
写真は光と影の芸術と言われる程、写真の上の光と影は大事な要素になっている。
光と影を上手く料理することで多少の難がっても結構見られる作品になる場合もある。
上の写真は、写真の出来は良くないが、太陽をもろに取り込んで逆光による葉の美しさと、太陽の温かみを出そうと試みたもの。
半逆光の光に輝く銀杏。
地上の影、遠景の木立の明暗等が手前の輝く銀杏を際立たせている。
落ち葉が散り敷く地表と、そこに投影される木影、日が燦々と当たる遠景、晩秋とは言えどこか温かみを感じる写真になっている。
散り積もる落ち葉。
これも逆光線を上手く生かした写真。
枯れた落ち葉が逆光線で輝き、その葉の影のコントラストが美しい絵になっている。
役目を終えて落ちた葉が、再び光り輝く時を迎えたかのような感じがする。
光と影を常に念頭に置いたフレーミングを心がけたい。