待つ
二本の大木の真ん中に遠くの黄葉を入れたフレーミングをした。
このままでも絵にはなるが、もう一つこの中心部に添景があればもっとこの絵が生きるのではないかと、添景になるものが来るのを待つ。
近くでこんな親子が遊んでいた。
この人たちが添景になってくれたら・・・・・・・と思いながらしばらく待つ。
10分後位に、狙い通りの所にこの親子が来てくれた。
すかさず2~3枚シャッターを切る。
前の絵から比べると画面が生き生きとした感じになった。
これで一応狙い通りになり、自己満足が得られた。
写真はとにかく待つことが大事。
それに、予測も大切な要素だ。
あるものの動きを予測し待つことが、自分のイメージを完成させてくれることが多い。
予測が外れる場合もあるが、その場合は辛抱強く再びのチャンスを待つか、諦めるかだ。