フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

クラブアップルなどを移植

2021-03-27 | ガーデニング

今日も樹木苗の移植作業を終日行う。

どの苗も少し芽が吹き始めているので、果たしてうまく移植できるかな?

まずは、中庭にあるクラブアップル・品種不明を掘り起こす。

東ガーデンに移植する。

続いて、中ガーデンで育てていた、アルプスの乙女の掘り起こしだ。

掘り起こしが終わる

これは、階段の東側に移植する。

続いて、サクランボ・高砂 南ガーデンで育てていたものだが、少し背が高くなってきたので移植することにした。

掘り起こした後

これも東ガーデンに移植する。

最後に、小屋南側で育てていたジューンベリーも掘り起こす。

これも東ガーデンに移植した。


サンシュユとバイカウツギの移植

2021-03-26 | ガーデニング

今朝も北岳が美しく輝いている。

それでも春らしく、少し薄いヴェールが掛かっているように見える。

今日の庭作業は、草花やバラなどに固形肥料を施した。これからどんどん芽が吹いてきて、成長していく姿を思い浮かべる。今頃では少し遅いかな・・・

その後、気になっていた樹木の移植を行う。

今日は、5月のように暖かくなるとの予報だったが、なんと、強風が吹いていて、肌寒い一日だった。

まずは、北花壇登り口左に生えているサンシュユの移植だ。これは、植えてからかなりの期間が経っているのだが、日当たりが悪くまだまだ背丈が小さので日当たりのいいところに移植しよう。

サンシュユを掘り上げたところ

2mは超えている。

続いて、バイカウツギの掘りあげだ。掘り上げる前に写真を撮らなかったので、何のことかなという感じだが、デッキ東側、落ち葉のところに植わっていた。
足元には、今年咲かなかったフクジュソウの苗が元気に伸びつつある。

これらを東ガーデンに移植する。

サンシュユ~森の中の土には大小の根が張り巡らされているので、それらを鋸と鋏で切りながら穴を掘る。

垂直になるように傾き具合を調整して埋める。その後たっぷりと水をやっておいた。

少し離れたところにバイカウツギを移植した。

掘り上げたときに根にあまり土がついていなかったので、上手く根付いてくれるか少し心配だ。

二つの移植場所を上から見たもの。右側がバイカウツギ、左側がサンシュユだ。

これは西側から見たもの、左側がバイカウツギ、右側と言ってもわかりにくいが、二股になっているウリカエデの向こうに細く立っているのがサンシュユだ。


シモバシラ~霜柱でない

2020-12-19 | ガーデニング

寒くなってくると起こる面白い現象に、シモバシラがある。

初めて見るとこれってなんだ!アイスクリームのようにも見えるが・・

これは、シソ科の多年草シモバシラの茎のところにできる氷の芸術。これは茎の維管束の中の水が凍って茎の外へと伸びだしたものだ。
そんな面白いことが起こるので、この植物の名の由来になっている。

これは今年の9月に花が咲いたところ。この花の形も非常に個性的だ。

もちろんこうした現象がすべての花に起こるわけではない。

「冬になると地上部分の茎は枯れてしまいますが、地中の根の部分はまだ活動していて、保水能力をたもっています。
シモバシラのように茎が堅く導管(水の通り道)が崩れにくい種類では毛細管現象によって地中の水が上がってきます。
吸い上げられた水分は、枯れた茎の途中からしみ出て外気にふれて凍りつきます。
季節が進むと、茎はぼろぼろに裂け、土もかたく凍りついてしまうため、やがて「氷の花」はみられなくなります。」(東京都高尾ビジターセンターより)

今年はからからに乾いてしまったためか、あるいは何度もシモバシラがすでにできたためか、全体的な姿は小さかった。

不思議なことに庭では、大地が乾燥してしまって霜柱そのものは全く立ち上がっていない。


伐採の後~雪の北岳が美しく見える~年末のあいさつ

2020-12-18 | ガーデニング

伐採後の朝の風景。
小屋の横のヤマザクラが部屋からの北岳の眺望を覆い隠していたのだが、それが伐採されたので、冠雪した北岳が美し見えるようになった。

全容は見えないが甲斐駒ヶ岳も迫力満点だ。

これが、小屋横のヤマザクラの伐採後。

ヤマザクラの切り株は真っ白で美しい。

これは中ガーデンのヤマザクラの切り株

炉の周りは伐採した後の細枝で埋まってしまった。
これは、しばらく乾かして炉で燃やすことしよう。

西側エントランスに置いている薪

これらは、八ヶ岳の音楽の友人たちにお分けすることになっている。

冬枯れの雑木の庭に浮かび上がったヤドリギのボール

夕方は、お世話になっている地元のAさんご夫婦宅に年末のご挨拶にお伺いした。
村の農業法人のまとめ役になっているAさんは、農業、パソコンでの収支記入などに忙しい日々を送っておられる。
今年は、夏の長雨によって大豆の育ちが悪かったが、秋口の蕎麦はよかったのことだった。

出された花豆は驚くほど大きく甘かった、焼き立てのお餅はおいしかった。
今年はコロナに振り回された1年だったが、「来年こそはよい年になってほしい」と互いに言いながら、お別れした。


バラの剪定と施肥~ヤマザクラの伐採

2020-12-17 | ガーデニング

今朝の冷え込みは-8℃まで下がった。今シーズンで一番寒い朝になった。
今日は、庭づくりの友人Kitahoさんに来ていただき、庭づくりのお手伝いをしていただいた。

9時30分にやってくると、今回もお土産満載だ。畑で育てた大根、赤大根、白菜、それにいつも持ってきてくれる焙煎したてのcoffee、今日はとっておきのエスメラルダ農園の「ダイヤモンドマウンテン」という品種だ。すっきりした味のcoffeeをいただきながら、しばらく会わなかったのであれこれ楽しい話が始まった。

それが終わると、庭作業が始まった。まだ、気温は氷点下のままだったので防寒対策をしっかりしよう。

まずはバラたちへの寒肥をやろう。バラの周りを掘り、乾燥鶏糞ペレットを順次施肥していった。

そのあとは、伸び放題になっているバラたちの剪定だ。

まずは、ニュードーン。小屋の壁面に誘導しているが鉛筆より細い枝や、込み合った枝、などをどんどん剪定していく。

私などは枝の数が多いほどいいように思ってしまうが、余分な枝を減らすと、栄養分をいたずらに分散させずに充実した枝を作ることができ、大きな花を咲かせることができるとのこと。

これは、何度も聞いているのだが、なかなかむつかしいのだ。
来年の春には枝が小屋の屋根に登っていくようになってくれればと思っている。

キフツゲートの剪定はニュードーンとは違って、枝の先端が大事なので、枯れた枝以外は残しておくとのこと。これは、隣に生えるガマズミの上に覆いかぶさってきた枝。

日陰になって育ちが悪いナニワイバラだが、寒さにもあまり強くない。
それで、Kitahoさんから「ススキはないですか」と言われたので、南ガーデンの端に生えているシマススキを根元から切る。
それをナニワイバラの根元を覆うようにして囲い、麻紐でくくる。これで少しは冬の冷たい風から守ることができるだろう、とのこと。

12時を回ったので、部屋に入り、おにぎりのランチを食べた。

午後は、伐採だ。庭の中央にあるヤマザクラは、大きくなってきて影を作っているので伐採することにする。

二段梯子を伸ばし先端に登るKitahoさん。黄色のベルトを巻き付けてくれた。

私がチェ―ソーを持ち、Kitahoさんがウィンチだ。

ワイヤーの線に直角に受け口を刻む。

ヤマザクラの伐採

倒してからの枝落とし作業がなかなか時間がかかる。

次は小屋の左側に生えているヤマザクラの伐採だ。

部屋の中から南アルプス方面を見ると丁度北岳を隠している方角にあるので、長い間伐採できないかなと思っていた木だ。
ところが倒す方向にはいろいろ植わっているし、道路側に倒すとフジザクラを痛めたりするので、決断がつかなかったが、これを何とかしようということになった。

先ほど倒したヤマザクラの切り株を使いワイヤを張る。

今度はKitahoさんがチェーンソーで私がウィンチを操作する。

これも、植えている梨やツリバナに影響もなく倒すことができた。

その後は、後片付けをして部屋に入り、またまたいろんな話に花を咲かせるという、楽しい一日だった。