公共施設で3ありながら、なかなかいい温泉で、料理もおいしかったです。
公共施設で3ありながら、なかなかいい温泉で、料理もおいしかったです。
冬のど真ん中なので、いくら九州の鹿児島とは言え、気温は低い。
それでも、今日は快晴に恵まれて、青空が広がっている。8時40分、開聞岳の麓の駐車場に車を置き、登山が始まった。
標高は1000m未満とはいえ、ほとんど海抜0mからの登山なので、登りごたえがある。登山道は、伏せた茶碗をぐるっと回るように付いている。
2合目から、本格的名登山道となった。登山道の両側に生えている木は、常緑の照葉樹で、いかにも南国の雰囲気だ。
7合目を過ぎたころ、南の方に浮かんでいる屋久島が美しい。
登山道で会った地元の男性と話をするとこれだけ美しく島々が見えるのは、自分の経験ではなかったといってた。私たちは初めてだが、よほどの幸運に恵まれたものと思える。
枕崎方面の海岸線が美しい。
頂上直下の登山道は大きな岩の道となり歩きにくかったが、12時30分、頂上に立つことができた。
頂上標識の裏には温度計が置かれていて、-4度を指している。陽射しが強いのでほとんど寒さは感じなかった。
頂上の周りは大分下草が生い茂ってきていて、残念ながら南方面の見晴らしが悪かった。下山は元の道を下り、16時に2合目登山口に無事降りてきた。
去年は、冬のこの時期に山のメンバーと温泉へ浸かりに行ったので、年末の反省会のときに今年も温泉へ行こうという話が出ていた。
それでも、単に温泉に浸かるだけでは面白くないので、「百名山登山」と合わせていこう、ということになった。
真冬なので行くところが限られているが、鹿児島の霧島山や開聞岳なら、暖かいからいいだろう、というずさんな計画だ
ところが、この数日急に寒さが強まり、出発の日の伊丹空港からは、真っ白になった六甲山が見える状況だ。
鹿児島空港に着いてみると、暖かいどころか、冷たい風が吹いていて、飛行機から見た韓国岳は真っ白だった。これでは軽装備の我々では無理だろう、
ということで、急遽、本日の山登りは中止する。
今夜の宿は指宿温泉なので、途中にある、「知覧特攻平和会館」に立ち寄る。
第2次大戦末期に、編み出された特攻という戦術は、万に一つも生還することのできない戦術だ。
時の軍事政権や世相に煽られて、死地に赴く20歳前後の若い航空兵の遺書や手紙を読む
こうした犠牲の上に現在の平和が築かれた、ということを忘れてはならないと思った。
入り口の左側に、高倉健が主演した映画「ホタル」の石碑が建てられていた。
そこから、今夜の宿、「指宿フェニックスホテル」に向かった。
たまたま、種子島からロケットが発射されるということで、種子島方面を見ていたが、発射時刻を過ぎても、それらしきものは見られなかった。
夕方の錦江湾の景色が美しい。
6日間の東北の旅もいよいよ最後の日を迎えた。花巻では、この夏、宮沢賢治記念館を訪ねた。
今回は、高村光太郎記念館を訪ねることにした。
花巻温泉から静かな田舎に入っていくところに、高村光太郎記念館があった。
その隣に、高村山荘がある。
高村光太郎は焦土と化した東京を疎開してこの小さな山荘に住み農耕と思索の日々を送った。
記念館には、十和田湖の「裸婦像」の原型、「大地麗」の書、妻智恵子の切り絵など約150 点が展示されている。
高村光太郎記念館を後にして、東北自動車道を南下して仙台まで走る。時間があまりなかったので、青葉城をぐるっと一周して仙台空港に戻ってきた。
仙台名物の牛タンで6日間の東北山旅を締めくくった。
夕方、関西空港に全員元気に戻ってきた。
今日は秋晴れのいい天気だ。今日こそは素晴らしい展望間違いなしと、喜び勇んで宿を出る。
途中の道で見た岩手山(日本百名山 2038M)は実に堂々としている。
八幡平ドライブウェーの途中の黄葉が美しい。
向こうに、廃鉱になった松尾鉱山の住宅群が見える。
ところが頂上駐車場に到着すると、俄かにガスが立ち込めてきたので、がっくりだ。
八幡平は、文字通り平坦な頂上で、いたるところに美しい火口湖がある。
登山道の側にアザミに似た花が咲いていた。
ほとんど平らな道を歩いてほどなく、八幡平の頂上に到着。
八幡平を降りてくる途中に、湯治で有名な「後生掛温泉(ごしょうかけおんせん)」があった。丁度昼食時間なので、温泉に浸かって昼食を食べることにする。温泉の入り口の売店には、湯治客が使う食材などが売られていた。
温泉には硫黄臭が立ち込め、風呂場全体が黒々と変色していて、湯治場を実感することができた。
その後は、角館(かくのだて)の武家屋敷を訪ねた。
あまり時間がなかったので、付近をぐるっと一周した後、樺細工の土産物を買った。
角館から2時間ほど来るまで走り、花巻温泉に泊まる。
食事は夕食、朝食ともバイキングだった。いろんなものをチョイスできるので食べすぎてしまった。